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長い日本の攻撃の後も先発の野尻はペースを乱さず、3回表を2三振を含む三者凡退に抑え、3回をパーフェクト。投球数もわずか26球と、50球以上投げた場合、中1日を空けなければならない規定にも触れず降板した。
3回裏、日本は暴投、根尾のレフト前のタイムリー2塁打、蛭間のタイムリーなどで4点を追加し、23-0。根尾はサイクルヒットを達成した。
4回は野尻に代わってメンバー唯一の2年生、夏の甲子園の開幕戦で150kmを記録した星稜高校の奥川恭伸が登板。奥川はこの日も140km後半の速球で、1安打を打たれたものの、香港打線を無得点に抑えた。
その裏、日本は3点を追加し26-0。雨が降り続く中の5回表、日本のピッチャーはメンバーで唯一、この夏の甲子園に出場していない市川悠太(明徳義塾)に交代。市川はサイドハンドから140km台の速球を投げ込み、三者凡退。
5回表を終え、19安打を浴びせた日本が26-0。15点以上の差がつき、大会規定でコールドゲームで日本の勝利となった。
日本の永田裕治監督は「初球から思い切っていこう。気楽にやれと言ったのですが、初回は非常に固かった。2回はみんなが繋いでいこうという姿勢があった。投手陣も非常に良かった」と語った。
5打数5安打、サイクルヒットを達成した根尾は「とにかくファーストストライクから打っていこうと、チームで徹底していた。(2打席目のホームランは)甘いところに来てくれたので、自分のスイングができた」。
火曜は午後6時からスリランカとの対戦。力の差ははっきりしているだけに、自分達の野球をしっかり確認しながら、第3戦の韓国戦に向け、コンディションをあげていきたい。
◆1次ラウンド放送予定
・9月4日(火)午後5:55 スリランカvs.日本 J SPORTS 2
・9月5日(水)午後5:55 日本vs.韓国 J SPORTS 2
※いずれも、J SPORTSオンデマンドで配信
J SPORTS 編集部
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