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野球 コラム 2018年8月22日

エンゼルスの大谷翔平は、メジャー・デビューと同じ敵地でのアスレチックス戦で復帰する?

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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ペナントレースに無関係なエンゼルスならなおさら、残りの6週間をフルに使って万全を期すのではないかと思う。

大谷は8月20日から中6日を経た27日に2回目の実戦形式の投球、それから中6日の9月3日に3回目の実戦形式の投球で、限りなく3イニング50球に近い球数をこなしているのではないかと思う。そこからさらに中6日の9月10日は時期尚早、さらに中6日の17日はチームが休みなので、休み明けの9月18日の敵地でのアスレチックス戦ぐらいになると、メジャーに復帰していてもおかしくはない。

8月20日の最初の実戦形式登板から数えて、9月18日は29日目だ。そこでメジャー復帰なら、最後のホーム・シリーズが始まる25日のレンジャーズ戦でも登板が可能になる。

前述のように短いイニングからメジャー復帰を目指すならもう少し早くなるが、伝統的な先発投手の「復帰第1戦」に準えて「先発して5イニング」を目標とするなら、残された先発登板の機会はそう多くない。

「現時点ではそう遠くない時期に投げられるんじゃないかなという自信は持っている」

実戦形式の登板を果たした翌21日、大谷は遠征先のフェニックスで話したそうだが、9月下旬に2試合、先発登板することができれば充分ではないかと思う。

ナガオ勝司

ナガオ勝司

1965年京都生まれ。東京、長野、アメリカ合衆国アイオワ州、ロードアイランド州を経て、2005年よりイリノイ州に在住。訳書に米球界ステロイド暴露本「禁断の肉体改造」(ホゼ・カンセコ著 ベースボールマガジン社刊)がある。「BBWAA(全米野球記者協会)」会員

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