【都市対抗】出場24回、35回、40回の名門3チームが2回戦進出

第2試合は通算35回目の出場となる近畿第1代表・三菱重工神戸・高砂（神戸市・高砂市）が、七十七銀行（仙台市）を6-1で退けた。

三菱重工神戸・高砂は1回表、先発・守安玲緒が1死から連打を浴びて1失点を喫する。しかし1回裏の猛攻で一気にひっくり返した。

三菱重工神戸・高砂は七十七銀行の先発・鈴木貴也を無死満塁と追い詰めると、4番・藤原隆蒔の中犠飛で同点に。1死満塁から6番・那賀裕司がセンターオーバーのタイムリー三塁打を放つと、2番手・塚本峻大から更に1点を追加し、1イニングで試合を5-1とひっくり返した。

その後は両投手の好投で試合が落ち着いた。特に七十七銀行の2番手・塚本は6回までの5回3分の1を、被安打1のみに抑えている。

守安も2回以降は立ち直り、7回表2死で降板はしたものの失点はわずか1。140キロ台に達する速球こそないものの、フォークを武器に11奪三振を奪った。

守安の降板後も、日本生命から補強された大型右サイドハンド・藤井貴之が2回3分の1をシャットアウト。打線は7回に1点を追加して、快勝している。