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バドミントン コラム 2024年2月20日

男子の覇権争いは準決勝に注目、女子は再春館製薬所が優位=バドミントンS/Jリーグ

バド×レポ by 平野 貴也
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■「BIPROGY vs. 北都銀行」の注目は、若手B代表対決もあるシングルス

もう一方の準決勝は、前回大会3位決定戦のカードで、BIPROGY北都銀行が対戦する。この試合のポイントは、シングルスだ。BIPROGYは、23年12月に全日本総合選手権を初優勝した杉山薫がエース。北都銀行は、川上紗恵奈が世界ランクでは上位にいるが、今季での引退を表明。ブロック戦でも若手の舛木さくらを起用し続けた。杉山と舛木の対戦になれば、28年ロサンゼルス五輪を狙う24年日本B代表同士の同級生対決となる。

ダブルスは、選手層で勝るのはBIPROGY。中西貴映/岩永鈴は、日本B代表。大竹望月/高橋美優も見劣りしない実力を持つ。さらに混合ダブルスで日本A代表の東野有紗松友美佐紀を起用してペアを組み替えて戦う選択肢も持っており、特に中西/東野の組み合わせは、これまでも好成績を収めている。一方、北都銀行には日本A代表で世界ランク8位の松本麻佑永原和可那がいる。ブロック戦では組み替え、2人を別のパートナーと組ませて戦う試合が多かったが、TOP4ではエースペアとして確実に1本を奪う役割を担うだろう。

男子は、トナミ運輸とNTT東日本の勝者が優勝候補として決勝に進む。もう一方の準決勝の勝者が決勝でどう挑むか。女子は、2種目で日本のエースを抱える再春館製薬所を止めるチームが現れるかどうか。S/Jリーグは、23年シーズンの最終戦。順位決定戦を含めて各チームともこの大会を最後に現役を引退したり、チームを離れたりする選手がいる。シーズン最終戦を勝利で飾りたい気持ちは、どのチームも強い。果たして、どんなドラマが待っているのか。

 

文:平野 貴也
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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