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バドミントン コラム 2022年1月18日

バドミントン女子「シダマツ」ペア、パリ五輪へ「エースダブルスと言われるように」

バド×レポ by 平野 貴也
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志田千陽選手(左)/松山奈未選手(右)

いつまでも3番手ではいられない。2024年パリ五輪を目指すバドミントン女子ダブルスの志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)が、世界の舞台で躍動し始めた。21年の東京五輪は日本勢3番手で出場権を得られなかったが、東京五輪に出場した福島由紀/廣田彩花(丸杉)、松本麻佑/永原和可那(北都銀行)の2ペアが負傷離脱した21年シーズン下半期は、女子ダブルスのエースペアとして期待を受けた。
団体戦の途中で志田が負傷したが、松山は2016年リオデジャネイロ五輪の金メダリスト松友美佐紀(日本ユニシス)と即席ペアを組む中で多くを学んだという。志田が復帰後は、インドネシアで2大会連続優勝。シーズン成績上位者が集うBWFワールドツアーファイナルズでも準優勝と躍進した。一方、世界選手権では、東京五輪の銀メダルペアに完敗し、課題を突き付けられた。パリ五輪の頂点を目指す2人は、21年シーズンで何を得たのか、リモートインタビューで話を聞いた(取材日:12月23日)。

■東京五輪で得た、トップ選手からの刺激

志田千陽選手

――最初に、東京五輪についてお聞きします。日本、韓国、中国のペアが有力視される中、ベテランのグレイシア・ポリー選手と若手のアプリヤニ・ラハユが組むインドネシアのペアが金メダルを獲得しました。志田選手は、各ペアの年上の選手の振る舞いに注目していたそうですが、それぞれ大会をどのように見ていましたか

志田:ダブルスは、海外遠征や合宿でずっと一緒に行動します。高みを目指す上で、互いにコート内外で指摘し合わないといけませんが、相手に嫌われたくないし、怒ってしまっても、その後ずっと一緒にいるのに、どうすれば……と思うことが多々あります(笑)。パートナーのストレスにならず、信頼される関係でありながら強くなるために、どういう伝え方や接し方が良いのか、何か参考にしたいと思いました。(銅メダルだった)韓国のキム・ソヨン選手は、パートナーがどれだけミスをしても、必ず目を見て話す姿が印象的。インドネシアのペアは、ラハユ選手が試合中に笑顔でプレーするようになり、目に見えて変わってきた印象があって、ポリー選手は、人に良い影響を与えられる選手なんだと感じました。自分もしっかりしなければと思いました。今は、パリ五輪に出て勝つことだけを考えていますけど、東京五輪が終わった後に「どんな結果でも、2人でやり切った、これで負けるなら仕方がないと思えるくらいの過程を作りたいから互いに頑張ろう」と松山に話をしました。

松山:最初は、五輪の直前合宿に参加できていなかったのですが、廣田先輩がケガ(右ひざじん帯断裂)をしたことで、急きょ参加しました。五輪に出る先輩たちを見て、直前の時期にどんな心境で練習をしているのかが感じられましたし「次の五輪に自分たちが出るなら……」と志田さんと話をできたのも良かったです。東京五輪では、中国の陳清晨/賈一凡(チェン・チンチェン/ジア・イーファン)がすごく強くて、決勝も勝つのではないかと思って見ていたのですが、決勝では何か少し違うように見えて、五輪は何があるか分からないなと感じました。ポリーさんは、みんなから尊敬される選手。そういう人がメダル取るんだなと思いました。

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