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バックアタックを打つ德留
『第45回東日本バレーボール大学選手権大会』(東日本インカレ)、男子の試合が6月24日(水)から、5日間の日程で行われた。
28日(日)に『山形市総合スポーツセンター』で行われた決勝。早稲田大学の相手は中央大学。第1セット、相手の守備の力から簡単には得点できない状況が続くも、早大も粘り強さを発揮して追い上げ、終盤に加速しセットを取り切る。
第2、第3セットは序盤から流れを掴み、自分たちのバレーを展開して相手を抑え、セットカウント3ー0️(25-23、25-19、25-16)でストレートで勝利し、3年ぶりの東日本インカレ優勝となった。
第1セット、早大はOH(アウトサイドヒッター)小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)のスパイクでスタート。MB(ミドルブロッカー)麻野堅斗副将(スポ4=京都・東山)が、助走なしでクイックを叩き込み、OH德留巧大(スポ3=長野・松本国際)がブロックアウトを取るなど得点する。
中大の守備での粘りから1本で決め切ることができず、ブロックやサービスエースなどで4-8とリードを奪われる。しかし、ここから麻野のクイックや徳留のバックアタックでブレイクして点差を詰め、麻野のサーブからMBローゼンマーク有廉ジュニア(スポ3=茨城・土浦日大)が押し込んで12-12と同点に追いつく。
1つのラリーの中でL(リベロ)伊東昌輝(商4=山梨・日本航空)と、S(セッター)瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)がディグを上げ、相手のミスまで耐えてブレイク。相手のブロックタッチからの切り返しなどで拮抗した展開に引き戻されるも、OP(オポジット)川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)や德留がスパイクを決める。
小野がバックアタックで軟打をコートに落として22-20と前に出ると、瀬川が1枚ブロックでシャットしセットポイントに到達。最後は相手のサーブがミスになり25-23でセットを取った。
第2セット、伊東のアンダーでのトスを德留がブロックに当てて出し最初の得点。德留がブロックで叩き落し、さらに麻野のサーブで崩してローゼンがクイックを打ち込んで、4-1と好調な滑り出しを見せる。
サイドアウトを取り合う展開が続き、川野のスパイクやブロックポイントで連続得点し、さらに差を広げる。相手の攻めたサーブにも伊東が対応。ラリーに持ち込んでローゼンがクイックをねじ込むと、続けて德留がサービスエースを決め、15-9となる。
フェイクセットを上げる小野
19-13の場面で、小野がツーのバックアタックに見せかけたフェイクセットを上げ、相手もパンケーキでレシーブするなど好プレーが続出するが、ローゼンがターン方向にクイックを打ち込んでラリーを制した。
小野の3枚ブロックを弾き飛ばすスパイクや、德留のバックアタックでセットポイントを握り、最後は川野がスパイクを決め。25-19でセットを取った。
第3セット、川野のスパイクなどでブレイクし先制する。サーブで乱されても、瀬川が逆サイドからライトへトスを伸ばし川野が決める。小野のスパイクや、麻野、川野の2枚ブロックで相手のバックアタックを弾き返して得点を重ねる。
ブロックを決めたローゼン
相手のサービスエースに遭うも、次のレシーブをきっちり返し、德留がブロックを弾いて決めて主導権は譲らない。ローゼン、瀬川がブロックで2連続得点し、続くラリーも瀬川の落ち着いたリバウンドなどから川野が打ち切って15-10となる。
相手の巻いて落とすボールも伊東が反応して拾い、ネット際のボールを瀬川が片手でレフトまでもっていき、相手ブロックが万全ではなくなったところを德留が打ち抜いた。早大がブロックとディグで攻撃に対応して攻撃に転じ、相手の乱れた状況からの1枚ブロックでは小野のスパイクは止まらない。
ツーでのバックアタックを打ち込もうとする相手をローゼンがブロックで叩き落し21-13。麻野のクイックや小野のスパイクで得点してマッチポイントまで到達し、最後は相手のスパイクがミスとなって25-16でセットを取り、3年ぶりの東日本インカレ優勝となった。
攻撃、守備の総合力の高さを発揮して優勝に輝いた早大。春の課題を克服し、また3年生主体の期間の中で臨んだ大会を通して、選手たちの強さと成長を示すことができたのではないだろうか。
これで今年度の大会の前半戦が終了し、夏を経て後半戦が始まる。選手たちはこの優勝の喜びを噛みしめながらも、更なる成長に向けて夏での鍛錬に取り組む向上心を見せている。秋以降も、更に進化した早大のバレーボールを見られるように期待し、祈っている。
◆大会個人賞(早稲田大学受賞者)
・最優秀選手賞:小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
・ブロック賞:川野琢磨(スポ2=東京・駿台学園)
・セッター賞:瀬川桜輝(スポ2=宮城・東北)
・ レシーブ賞:德留巧大(スポ3=長野・松本国際)
・サーブレシーブ賞:小野駿太(スポ3=静岡・聖隷クリストファー)
・優勝監督賞:松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)
文:井口そら/写真:井口そら、山口愛結(早稲田スポーツ新聞会)
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