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バレーボール コラム 2025年2月25日

ママさんバレーがきっかけ?SVリーグの選手がバレーボールを始めた時期ときっかけを調べてみた:女子編

SVリーグコラム by 小野寺 俊明
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SVリーグの選手がバレーボールを始めたのはいつ?

2024年10月に開幕した「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」。男子は10チームに186選手、女子は14チームに270選手、合計456選手が在籍している(2025年2月15日時点)。

J SPORTSでは、これら全選手の名鑑を作成したが、ここに掲載されている選手データや、アンケートの回答をいろいろな角度から調べてみた。

第5弾は「バレーボールを始めたのはいつ?:女子編」。アンケートで答えてもらった始めた時期、そしてきっかけから今回のコラムを作成した。

★SVリーグの選手がバレーボールを始めた時期を調べてみた:男子編
https://news.jsports.co.jp/volleyball/article/20190310228312/

大同生命SV.LEAGUE

なお、「バレーボールを始めたのはいつ?」の回答は、「J SPORTS」の名鑑には掲載されていないが、販売されている「大同生命SV.LEAGUE V.LEAGUE 公式ガイド」に掲載されているので、興味のある方はチェックしてもらいたい。

バレーボールを始めた時期

◆バレーボールを始めた時期は?

女子は210名から回答をいただいたが、最も多いのは小学生からで175名で、約83%の選手が小学生からバレーボールを始めている。男子の65%と比べても比率がかなり高い。

細かく見ていくと1年生は37名、2年生は38名、3年生は56名と低学年からが多くなっている。ちなみに幼稚園の頃から始めていた選手もいるが、池谷優佳選手(PFUブルーキャッツ石川かほく)は、「3歳くらい!姉の練習についていきました」とコメント。これをSVリーガーの女子で、最も幼くバレーボールを始めた選手に認定しようと思う。

男子では中学から始めた選手が21%いたが、女子は22名で10%と少なく、高校以降と回答した選手はいなかった。この22名のうち16名は身長168cm以上あり、きっかけも中学1年で171cmだった荒木彩花選手(SAGA久光スプリングス)のように「顧問の先生から誘って貰えた」や、「友達に誘われて」が目立つ。

◆バレーボールを始めたきっかけ

始めたきっかけは先ほどの「先生や友達に誘われて」や、「親や兄弟がやっていた」が多いが、テレビという選手も多い。

松本愛希穂選手(ヴィクトリーナ姫路)は「母と元オリンピック選手の高橋みゆきさんをテレビで観て」。同じチームの渡邉かや選手も「幼い頃、テレビで日本代表の試合を観て憧れたことがきっかけです!」。

濱田真友選手(岡山シーガルズ)は「テレビで全日本女子バレーを見たから」。また、同じチームの長瀬そら選手は「北京オリンピック」、加地春花選手(クインシーズ刈谷)は「2012年のロンドンオリンピックを観て」とのことだ。

澤田由佳選手(NECレッドロケッツ川崎)は「小学5年生、アタックNo.1をみて」とのこと。「アタックNo.1」は2005年に放送された上戸彩さん主演のテレビドラマ。ちなみに原作漫画の連載開始は1968年、アニメは1969年と半世紀以上も前のことだ。

◆ママさんバレーは競技人口増加につながる?

青柳京古選手(東レアローズ滋賀)が「ゆりかごの中にいる時からママさんバレーに連れていかれたから」というように、始めるきっかけで目につくのは「ママさんバレー」だ。

石盛めるも選手(アランマーレ山形)のように「保育園年長、母が監督をしていた」や、山上有紀選手(デンソーエアリービーズ)のように「中1の時、演劇部か陸上部で迷っていたが、バレーボール一家だったから始めた」という選手もいた。

その他にもバレーボールを始めたきっかけは様々だ。バムルンスック ハッタヤ選手(クインシーズ刈谷)は「小さい頃は、よく病気をしていたので、健康になるためにスポーツをやろうと思った」。

目黒優佳選手(大阪マーヴェラス)は「最初はキックベースをやっていましたが、転校先になく、たまたまスポ少のチラシが配られて、まずは友達作りのために始めた」。

佐藤黎香選手(Astemoリヴァーレ茨城)は「中学生で入れる部活動がバレーかバスケかバドミントンしかなく、家族や親戚がバレーをやっていたのでバレーを選択しました」。藤井寧々選手(群馬グリーンウイングス)は「兄の野球の練習について行って、たまたま体育館を覗いたらバレーをやってて、そこから始めた」。

また、永澤詩音選手(KUROBEアクアフェアリーズ)は「バスケとバレーの見学に行ったが、バレーのほうが楽しかった」といい、人生は何が転機になるか本当にわからないと感じる。

そして、最後に堀迫 雅選手(埼玉上尾メディックス)。「学校で配られたチラシで1番絵がおもしろかったから」とのこと。どんな絵だったか見てみたい気がする…。

小野寺 俊明

京都市出身。同志社大学卒業後、リクルートを経てスポーツ業界に。今はなき「ISIZE SPOERTS」や、Jリーグファンサイト「J's GOAL」で執筆を始めた。現在は株式会社スポーツ企画工房の代表で、ライターのほか、スポーツのコンテンツクリエーター、広報アドバイザー、WebサイトやSNSのプロデューサーなどを務める。

「X」アカウント
@tigeronodera

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