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SVリーグの選手がバレーボールを始めたのはいつ?
2024年10月に開幕した「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」。男子は10チームに186選手、女子は14チームに270選手、合計456選手が在籍している(2025年2月15日時点)。
J SPORTSでは全選手にアンケートを実施。選手名鑑を作成したが、ここに掲載されている選手データや、アンケートの回答をいろいろな角度から調べてみた。
第4弾は「バレーボールを始めたのはいつ?:男子編」。アンケートで答えてもらった始めた時期、そしてきっかけから今回のコラムを作成した。
なお、「バレーボールを始めたのはいつ?」の回答は、「J SPORTS」の名鑑にはないが、販売されている「大同生命SV.LEAGUE V.LEAGUE 公式ガイド」に掲載されているので、興味のある方はチェックしてもらいたい。
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◆バレーボールを始めた時期は?
男子は148名から回答をいただいたが、最も多いのは小学生からで96名。約65%の選手が小学生からバレーボールを始めている。細かく見ていくと1年生は29名、2年生は24名、3年生は14名と低学年からが多くなっている。
ちなみに幼稚園の頃(3~5歳)から始めていた選手もいるが、ティネ ウルナウト選手(ウルフドッグス名古屋)は、「歩き始めた時から」とコメント。推定年齢は1歳で、これをSVリーガーで、最も幼くバレーボールを始めた選手に認定しようと思う。
中学から始めた選手は148名中、32名の選手で全体の21%。やはり、1年生からが多く、27名とほとんどを占めるが、小野寺太志選手のように野球部を引退した後、「中3、JOCの選考会に誘われた」という選手もいる。
バレーボールを始めた時期
◆バレーボールを始めたきっかけ
始めた時期によって、きっかけには傾向があるようだ。まず小学校までで始めた選手は圧倒的に「家族の影響」。両親や兄・姉がやっていたからという理由がほとんど。母のママさんバレーに着いて行ったのがきっかけという選手もいる。
高橋塁(高ははしご高)選手は、「栗原恵選手をテレビで見てやりたいと思った」そうで、弟の高橋藍選手(ともにサントリーサンバーズ大阪)は、「兄が始めて一緒にやろうとなったから」とのこと。兄弟がバレーボールをするきっかけは栗原さんとも言えそうだ。
中学になるときっかけは友人や先輩、監督に誘われたが多くなる。特にこの時期に背が高くなった選手は、熱烈な勧誘を受けるようだが、一方でちょっと変わった理由の選手もいる。
山岸隼選手(ヴォレアス北海道)は「野球に入ろうとしたけど河川敷まで体験行くのがめんどくさくて、暇つぶしにバレーをみにいったらやりたくなったから」。また、中村竜輔選手(東レアローズ静岡)は「ゲームの裏技教えてもらうため」と言うから、人生は何が理由で変わるか、わからないと感じる。
◆高校から始めた選手も
また、高校から始めた選手も少数派ながら13名いた。きっかけはほとんどが「勧誘されたから」だが、竹元裕太郎選手(日本製鉄堺ブレイザーズ)のように「高校1年の終わり。部員不足」で始めた選手もいた。
そして最もバレーボールを始めるのが遅かった選手は、ニキタ ゾロトゥーヒン選手(ヴォレアス北海道)ではないかと思われる。
2003年生まれの21歳だが、競技を始めたのは「約4年前。バレーボールがおもしろそうだと思って、友達と何人かでやったのがきっかけです」とのことなので、推定17歳の頃。日本では高校2年ぐらいだろうか。
小野寺 俊明
京都市出身。同志社大学卒業後、リクルートを経てスポーツ業界に。今はなき「ISIZE SPOERTS」や、Jリーグファンサイト「J's GOAL」で執筆を始めた。現在は株式会社スポーツ企画工房の代表で、ライターのほか、スポーツのコンテンツクリエーター、広報アドバイザー、WebサイトやSNSのプロデューサーなどを務める。
「X」アカウント
@tigeronodera
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