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サッカー フットサル コラム 2020年5月26日

Jリーグ再開後の日程の組み方は難しい。いっそのこと、「地域」毎のリーグにしてしまったら?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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ヨーロッパ主要国のリーグ戦では、かなりの強行日程が組まれるようだが、ヨーロッパの夏と日本の夏では、暑さのレベルが違うことはご承知の通りだ(逆に、ヨーロッパの選手たちは夏に試合をすることになれていないという困難もあるが……)。

また、ヨーロッパの場合はすでにシーズンの3分の2程度は消化できており、残りの10試合程度を消化すればいいという状況なのだ。早く試合日程を消化して、8月に開催と言われているチャンピオンズリーグや、その先9月には開幕するであろう2020/21シーズンに向けての準備をしなければならない(2021年6月には延期されたEURO開催が予定されているので、新シーズンもかなり厳しい日程となる)。

それに対して、Jリーグは、J1の場合で残り33節。J2では41節を消化しなければならないのだ。再開後の日程作成の難しさは、ヨーロッパの比ではない。

そこで、前回のこのコラムでは「秋春制」導入を提案した。「来年の初夏(東京オリンピック前)までを使って、余裕のある日程にした方がいいのでは?」ということだ。

だが、秋春制についてはこれまで、何度も議論がなされており、それだけに反対論も根強いということは僕も承知している。それなら、今シーズンの残りの日程に余裕を持たせるために他のやり方はないのかということを考えてみた。

報道によれば、再開直後は長距離移動を避けるために近隣の都道府県のチーム同士のカードが組まれるのではないかという。

緊急事態宣言が解除されても、地域によって新型コロナウイルスの感染状況にはかなりの違いがあるので、都道府県の境を越えての移動は、なるべく自粛した方がいい。たとえば、あまり感染者数が多くない東北各県にとっては、首都圏からの人の移動はあまり歓迎すべきことではないだろう。

したがって、近隣のクラブ同士のカードを組むというのはとても良いアイディアだと思う。

それなら、それをさらに1歩、2歩進めて、今年度の残り試合は同一地域内での対戦だけにしてしまったらどうだろうか?

つまり、J1からJ3までを含めて、地域毎にリーグ戦を行うのだ。

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