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ベスト16に残った日本勢では、女子は冨高日向子が14位、中尾が15位、男子は松田が12位、杉本が13位となった。昨季はW杯MO総合4位だった杉本はいまひとつ調子を掴みかねている状況だ。今後の奮起に期待したい。
川村、堀島にもチャンスあり! MO総合優勝争いはどうなる?
従来は1月の北米ラウンドの段階で総合優勝争いの話をするのは早すぎた。しかし、MOとDMが完全にセパレートされ、DMの大会数が増えた今シーズンは状況が異なる。そこで、2月の大会を前に現状を確認していこう。
■女子MO総合TOP5(第4戦終了時点)
1位:ジャカラ・アンソニー(AUS)380pt
2位:ペリーヌ・ラフォン(FRA)270pt
3位:川村あんり(JPN)248pt
4位:ジェイリン・カーフ(USA)181pt
5位:エリザベス・レムリー(USA)170pt
まず、女子MOは第4戦終了時点でアンソニーが、2位のラフォンに100点差以上をつけてトップに君臨している。ラフォンは270点、3位の川村は248点と逆転の可能性を有しているが、現実的にはアンソニーが圧倒的に有利である。アンソニーが仮に次の第5戦で優勝すれば480点。そうなるとラフォンが上乗せできる得点は最大で180点(2位と優勝)なので、アンソニーには追いつかない。川村の場合、残る2戦で優勝すれば448点となるが、その状況でアンソニーが1戦でも2位になれば優勝には届かなくなってしまう。つまり、ラフォンと川村にとっては、2人が揃ってアンソニーの優勝、2位を阻むことが課題となるのだ。
■男子MO総合TOP5(第4戦終了時点)
1位:ミカエル・キングスベリー(CAN)360pt
2位:堀島行真(JPN)290pt
3位:ニック・ペイジ(USA)245pt
4位:ウォルター・ウォルバーグ(SUI)180pt
5位:マット・グラハム(AUS)176pt
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