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スキー コラム 2019年12月9日

好発進をみせた日本チーム

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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佐藤幸椰

W杯開幕戦のヴィスワ大会で優勝したのはダニエル・アンドレ・タンデ(ノルウェー)、しかも続く極寒になったクーサモ・ルカ(フィンランド)にても勝利、鮮やかに連勝を遂げた。

このタンデは地元ノルウェーで2年前に家族の悲しいできごとがあり、そこから時間をかけて立ち直りをみせての復帰と完勝だった。それだけにメンタルが強靭で精神的に盤石なこの冬の入りとなった。 さらに11月のW杯開幕シリーズでは好調なノルウェー勢に、スーツ失格になった選手が複数出ており、そうなるとまた立ち上がりのなんとやら。

われらが陵侑はいま少しだけスロースタートの状況にある。ひとけた入りしながら上位をしっかりと伺い、W杯ニジニ・タギル大会では2試合目についに3位表彰台に立った。

小林陵侑

もちろんそこには1試合目でチームメイトの佐藤幸椰(雪印メグミルク)のW杯初優勝を目の当たりにして、それが刺激になったのは言うまでもなかった。

もっとも、はなから快調に飛ばすのではと思われたストッフ、クバツキ、ジラ、コットらの強豪ポーランドチームは、新たに開発されたと噂の新型スキーブーツにおける改良と慣らしに躍起になっているのか? まだ充分な成果が出せないでいる。

となると12月中は、ほぼマテリアルテストと調整にあたり、めざすは年末年始の大一番、ジャンプ週間における勝利になってくる。

地元で表彰台独占を狙い、熱狂的なファンを目の前にして3位に入ったストッフだけが健闘をみせたヴィスワW杯開幕戦であった。

そこでチームコーディネーターのアダム・マリシュは苦み走った表情を見せたが、それも 今シーズンから新たに就任した若きドレツァルヘッドコーチのお披露目と小手調べの状況にあると頭を切り替え、健やかに42歳の誕生日を迎えた。

もうひとつは冬2月ジーフェルド世界選手権NHで大量の降雪によりアプローチスピードが鈍って優勝候補が次々に脱落、ラッキーに獲得した金メダルと言われっぱなしのクバツキは、それをしっかりと払しょくしていかなければならない。

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