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スキー コラム
2017年12月22日
GS(大回転)で世界の壁を超える新世代スキーヤー登場!
「青春の挑戦者」4年に1度のシーズンがやってきた!2017-2018ウインタースポーツ編 by J SPORTS 編集部
小山選手は、出身は静岡県だが、石川県の金沢市で育った。アルペンスキーでは決して有名な土地ではないが、自宅から車で1時間ほど行った白山市のスキー場で滑りを磨いていった。持ち前の身体能力を活かしたダイナミックな滑りで、中学2年時(内川中)に全中スキー大会GSで初優勝。全中スキーにおける石川県勢の優勝は初の快挙だった。3年時には全中スキー大会SLでも優勝を飾る。その後、高校時代(双葉高校)にユースオリンピックGSで銀メダルを獲得。まさにGSで世界を狙える逸材として、関係者から注目を浴びる。そして、昨シーズン、高校3年生でワールドカップに初出場。本格的に世界へと飛び出した。ここまで順調に成長を続けているものの、そのとき初めて世界との差を痛感したと言う。
「どこがというよりも、自分が世界で勝つためには、すべてが足りていないと感じました。タイム的にもそうですし、スピードの次元を上げないと勝てません。今、トップにいるマルセル・ヒルシャー選手(イタリア)が仮に10のスピードだとしたら、僕はまだ5~6ぐらいだと思います。それを10に持っていくためにはスピードに耐えられるパワーも必要ですし、いかにスキーを止めない滑りをするかという技術も必要です」
そう話す小山選手は、差こそ痛感したものの、そこから得られたことも多いと語る。
「ワールドカップで活躍している選手は、一人ひとりいいところがあるからこそトップ15にいると思っているので、僕はスキーの動き、足元、足首の使い方、ライン取り、パワーの伝え方…。そういうものを1つ1つ見ながら学んでいくしかありません」
いざ試合になると、すべてがインスペクション※1 通りのラインを滑れるわけではない。臨機応変に対応していく術もまた、学んでいるまっ最中だ。
「どこがというよりも、自分が世界で勝つためには、すべてが足りていないと感じました。タイム的にもそうですし、スピードの次元を上げないと勝てません。今、トップにいるマルセル・ヒルシャー選手(イタリア)が仮に10のスピードだとしたら、僕はまだ5~6ぐらいだと思います。それを10に持っていくためにはスピードに耐えられるパワーも必要ですし、いかにスキーを止めない滑りをするかという技術も必要です」
そう話す小山選手は、差こそ痛感したものの、そこから得られたことも多いと語る。
「ワールドカップで活躍している選手は、一人ひとりいいところがあるからこそトップ15にいると思っているので、僕はスキーの動き、足元、足首の使い方、ライン取り、パワーの伝え方…。そういうものを1つ1つ見ながら学んでいくしかありません」
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