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スキー コラム 2017年1月26日

『いつのまにやらポーランド』スキージャンプ FIS ワールドカップ 16/17 ビリンゲン大会プレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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葛西紀明

夏場の頃から減量に苦労していた葛西紀明(土屋ホーム)

ヴェリンガー(左)タンデ(右)

団体戦ドイツの中心選手ヴェリンガー(左)ノルウェーのトップを走る若きタンデ(右)

さあ、あの強者ストッフが復活をみた。
2014ソチ五輪LH金メダリストもこの前年には燃え尽き症候群なのか、鳴かず飛ばずのままにおわっていた。 それが今シーズンはもはや破竹の勢いで、4ヒルズトーナメント・フィアシャンツェントルネ・ジャンプ週間(日本国内における通称)の個人総合優勝を成し遂げてしまった。 なんやかや、これに引きずられることポーランドの中堅選手で個性派のジラやコット、クバツキ、ジオブロまでもが上昇気流に乗って上位入賞を果たし、いよいよポーランドの黄金期がやってきたとの話まで出てくる。

とくに今季は団体戦の放映権をよりたくさん獲得しているJ SPORTSにおいて、その見応えと言えば、もうポーランドチームの表彰台中央に君臨しての連勝街道まっしぐら、それであろう。
そのもの虚脱感のあった先シーズンから、一気に回復を目指してのチーム改革が成功していたのである。それも、ノルディックのコーディネーター部門に名選手だったアダム・マリシュが就き、当時、彼の指導者として実績を残したタイナーコーチが上層部の役員に就任、さらにオーストリア人のシュテファン・ホルンガッヒャーがチーフコーチに昇格、上から下までじつに風通しの良い明るい雰囲気のチームに変革していった。
技術的にみると、どの選手もかつてのマリシュを彷彿させるような裏太ももの使い方をみせたスピードジャンプが基調となり、ぐいぐいと飛距離を伸ばす。また、それらをよくみていると右寄りへ飛んでいくマリシュのクセさえみられる。

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