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フィギュア スケート コラム 2023年3月21日

ライバルたちも百花繚乱!日本が誇る「かおまい」が金メダルに挑む | ISU世界フィギュアスケート選手権2023 女子シングル プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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三原舞依・坂本花織・渡辺倫果

三原舞依・坂本花織・渡辺倫果

日本の誇る「かおまい」が、母国開催の世界選手権で、大きな栄光へと挑む。坂本花織はディフェンディングチャンピオンとして、三原舞依は今季のグランプリファイナル覇者として。狙うはもちろん美しい色のメダル。そして、できることなら、表彰台からの風景を2人で一緒に眺めてほしい!

小学生低学年からの仲良しで、現在は同じ中野コーチのもとで切磋琢磨を続ける2人は、すでに今シーズンここまで4度、表彰台を分け合ってきた。12月国内選手権は坂本が優勝し、三原は2位につけた。1月のユニバーシアードでは、立場は入れ替わり、三原が逆転で金を勝ち取り、坂本が銀に。さらに冬季国体は坂本1位・三原3位で、「最強コンビ」として兵庫県を成年女子優勝に導いたし、2月のチャレンジカップ@オランダでは、坂本が表彰台の最上段に、三原が2段目に乗った。

残念ながらGPFだけは、三原優勝・坂本5位と、喜びを共有できなかったけれど……。それでもSPは坂本が首位に立ち、FSは三原が首位。金色のスモールメダルは、揃って1つずつ持ち帰った。

坂本も三原も、日本という枠を超越した、フィギュアスケート界の宝もの。それぞれに放つ魅力は異なる。坂本が鮮やかなスピードと、切れ味鋭い大きなジャンプ、なにより強く美しくかっこいい表現者として我々ファンを痺れさせるのだとしたら、三原のあらゆるエレメントを繊細に、丁寧に慈しむ聖母のような姿は、見る者の胸を打つ。

昨五輪銅メダリストの坂本にとっては、2年連続人生4度目の世界選手権出場。一方で四大陸選手権で優勝2回+表彰台2回の三原は、2017年以来6年ぶりの世界一決定戦へと参戦する。つまり2人一緒に世界選手権にエントリーするのは、今大会が、正真正銘初めて。

他選手をパーソナルベストで17点以上も突き放し、いつでもどこでも凄まじい高得点を叩き出せる能力を有する坂本と、決して何ものにも信念を揺るがされることなく、今季参戦全9試合を表彰台で終え安定した強さを誇る三原。互いに励まし合い、支え合い、高め合うからこそ、この春のさいたまスーパーアリーナでは、きっと今まで以上にパワーアップした2人の姿が見られる。両者ともに自分らしい演技さえできれば、きっと、好成績は自然についてくる。

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