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フィギュア スケート コラム 2023年3月21日

ライバルたちも百花繚乱!日本が誇る「かおまい」が金メダルに挑む | ISU世界フィギュアスケート選手権2023 女子シングル プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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日本女子第3のエース、渡辺倫果もまた、大きな成績を持ち帰るポテンシャルを秘めている。20歳で迎えた今シーズン、生まれて初めて出場したグランプリ大会カナダ杯で、SPを6位で折り返しながらも……見事な逆転優勝を成し遂げたように。

渡辺の武器は、ご存知、トリプルアクセル。この大技にトライする勇敢な選手は幾人もいる。ただし今大会参加者の中で、公式戦で完璧に成功させた経験を持つのは、何を隠そう渡辺しか存在しない。初めての世界選手権へ向けた「大切なステップ」となった四大陸選手権でも、FSで、きっちりと3Aを着氷。標高の高い特殊な状況下でしっかりと戦い抜き、総合5位に食い込めたことは自信にしてもいい。

ちなみに日本で世界選手権が開催されるのは、2019年以来、史上8回目。1994年千葉大会は佐藤有香が、2007年大会は安藤美姫が、さらに2014年さいたま大会は浅田真央が、それぞれに栄冠に輝いてきた。前回2019年大会は惜しくも日本女子は4位から6位までに並んだため、今年こそ、という期待は否応なく高まる!

ライバルたちも百花繚乱。2月の四大陸選手権で1位、2位4位と上位を独占した韓国勢は、日本女子にとって手ごわい相手となりそう。コロラド・スプリングスの標高にも負けず、自己ベストの演技でSP6位からの大逆転優勝を果たしたイ・ヘインも、今季前半のNHK杯で坂本を地元で破り、見事に金に輝いたキム・イェリムも、トータルパッケージの滑りで必ずや上位へと飛び込んでくるはずだ。昨世界ジュニア3位キム・チェヨンも、今年はシニアの四大陸でSP3位。……TES技術点だけなら1位と、高いポテンシャルを証明済み。

欧州選手権では金メダルの絶対的大本命でありながら、惜しくも2位に泣いたルナ・ヘンドリックス(ベルギー)も、気持ちを切り替えて新たなメダルを狙っていく。しかも、いつだってベルギー女子として国の名をたった1人で背負ってきたけれど、今年は自身6度目の世界選にして、初めて後輩2人と共に日本へ乗り込んだ。ベルギー女子史上初……世界選2位、欧州選2位、グランプリファイナル3位と記録を打ち立ててきたヘンドリックスの、しなやかでゴージャスな滑りを、さいたまでは十二分に発揮してほしい。

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