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フィギュア スケート コラム 2023年3月2日

四大陸選手権王者の三浦佳生がリベンジ誓う「世界ジュニアでは優勝を目指す」 | ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2023 男子シングル プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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「世界ジュニアでは優勝を目指す」。四大陸選手権での初戴冠直後、三浦はきっぱりと断言した。たくさんの苦悩を乗り越えてきたからこそ、さらに強くなった。もしも有言実行となれば、2015年宇野昌磨以来8年ぶりに、ジュニア世界選で日本男子金メダリストが誕生する。

シニアGPファイナル5位(FS3位)の三浦とともに、メダル獲りに挑むのは、ジュニアGPファイナルで表彰台に上がった若き強豪たち。もちろん日本に銅メダルを持ち帰った吉岡希もその一人だ。

今季大きく成長を遂げた19歳。コロナ禍中の2020年NHK杯で、特別体制とは言いながら、吉岡はすでにシニアのGPデビューは果たしていた。ただしジュニアGPに正式に派遣されたのは、今季が初めて。……その初体験チェコ大会で、いきなりSP・FSともにパーソナルベストを叩きだし、優勝をさらう大活躍を見せた。さらには全日本ジュニアでチャンピオンに上り詰め、その2週間後にはJGPファイナルで3位表彰台乗り。目覚ましい快進撃で、初めてのISUチャンピオンシップ出場権を勝ち取ったのだ。

JGPファイナルまではSPは3回転のみ、FSには4回転トーループ2本という構成を続けてきたが、昨年末のシニア全日本選手権では、SPで4T+3Tのコンビネーションを決めた。非公認ながら80点超もマーク。世界の大舞台で、同じ成功を繰り返すことができれば、吉岡のメダルは見えてくる。

ファイナル金メダリストのニコライ・メモラ19歳は、4回転こそ持たないが、丁寧で質の高いスケーティングと長い手足を優雅に使ったムーブメント極めて評価が高い。なによりイタリア選手権のFSでは、強豪の先輩たちーー今年の欧州選2位マッテオ・リッツォや昨欧州選2位ダニエル・グラッスルーーを上回る衝撃を演出。同じくファイナル銀ルカス・ブルサード(アメリカ)も、4回転なしでも、極上スピンやシームレスなつなぎ動作で我々をたっぷり魅了する。

三浦と同じく今季はやはりオールシニア転戦で(シニアのGP大会2戦参戦)、カナダナショナルでは2年連続3位表彰台に上がった17歳ウェズリー・チウもまた、SP2位から悔しい表彰台落ちを喫した昨大会のリベンジを期す。また前半戦はジュニアGP転戦、年明けには欧州選手権参戦9位と、ジュニアとシニアを股にかけて戦ってきた18歳アンドレアス・ノアデバック(スウェーデン)や、直前のタリンク・ホテル杯で昨欧州選3位デニス・ヴァシリエフスに競り勝ち、優勝を飾った17歳アルレット・レバンディ(エストニア)の、素晴らしいパフォーマンスを楽しみだ。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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