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フィギュア スケート コラム 2023年2月28日

村上遥奈&森口澄士組がメダルを狙う!若きペアたちがカナダのカルガリーに集結 | ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2023 ペア プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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このオージー組に続き、ジュニアGPファイナルで銀メダルを手にしたのがソフィア・バラム&ダニエル・ティウメンツェフ組(アメリカ)。しかもすべてをクリーンにまとめたSPは、首位で折り返している。さらには強豪ひしめくシニアの全米選手権で、初出場ながら4位ピューターメダルさえさらい取った。

3回転スローこそいまだ3回しか成功させていないが、代わりに他のエレメンツで着実に得点を積み重ねてきた。3回転ツイストの評価は全体的に高く、デススパイラルやペアスピンにも安定感あり。単純にシーズンベストを比較すると、たしかにゴルベワ&ギョトポウロス・ムーア組には10点近く離されているが、このバラム&ティウメンツェフ組とそれ以下との得点の開きも20点以上あるのだ。

だからこそ銅メダル争いが最も熾烈となるのかもしれない。シーズンズベスト自体では出場ペア中3位につけるヴィオレッタ・セロバ&イワン・コフタ組(ウクライナ)に、地元カナダが堂々「エース」と推すクロエ・パネッタ&キーラン・スラッシャー、失敗はしたものの昨世界ジュニアで4回転スローに挑戦したオクサナ・ブリャモ&フラヴィアン・ジノー(フランス)、そして代替出場のジュニアGPファイナルで4位に食い込んだ村上遥奈&森口澄士組(日本)……!

結成初シーズンの「はるすみ」は、公式戦2戦目のジュニアGPポーランド大会で3位に飛び込む大健闘。しかもFSだけなら2位だった。またGPファイナルでは、デススパイラルのノーバリューでSPは5位と出遅れたが、やはりFSでは3位と巻き返した。FSの強さの秘密は、3S+3T+2A+SEQを必ず成功させてきたこと。シングルスケーターでもあり、いまだペア歴の浅い2人にとって、基礎点だけで11.80という大技は現時点で最大の武器。

21歳の森口は、今季限りでジュニアでの活動年齢を外れ、14歳の村上は、来季から導入される年齢制限のためシニアでの活動は出来ない。だからこそ、2023年ジュニア世界選手権でのメダルは……2人にとっての、大切な絆となるはずだ。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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