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フィギュア スケート コラム 2023年2月7日

勝負の鍵は日本選手が握る。若き日本の3選手が世界に挑む | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2023 男子シングル プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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佐藤駿 / 島田高志郎 / 三浦佳生

佐藤駿 / 島田高志郎 / 三浦佳生

四大陸選手権が、あるべき場所に帰ってくる。コロナがいまだ猛威をふるった2021年シドニー大会は中止に追い込まれ、昨冬2022年は、ヨーロッパのエストニアが温かく手を差し伸べてくれた。そして2023年2月、アメリカ、アジア、アフリカ、オセアニアの4つの大陸から集結するチャンピオンたちの戦いは、アメリカのコロラド・スプリングスで幕を開ける!

ディフェンディングチャンピオンのチャ・ジュンファン(韓国)と、20018年王者ボーヤン・ジン(中国)が参戦を表明する男子シングルだが、間違いなく、勝負の鍵は日本選手が握る。

今季のグランプリシリーズで2度の銀メダルに輝いた三浦佳生は、ハイスコアを叩き出すポテンシャルを有している。特に生まれて初めてのGP大会@アメリカのSPでは、持ち味の凄まじいスピードで2本の4回転ジャンプを成功させると、94.96点のパーソナルベストを記録。同大会の総得点273.19点と並んで、これは今季世界4位=四大陸出場者中最高のシーズンベストでもある。

しかも17歳の三浦は、いまだ限界点には達していない。4回転3種4本にトライしてきたFSを、クリーンにこなすことさえできれば、さらなる高評価につながることは確実だし、スピンやステップにはまだまだ伸びしろを感じさせる。年末の全日本選手権でSP13位と大きく出遅れながらも、気持ちを立て直してFS「美女と野獣」で堂々2位(トータル6位)の好演技を見せたほどの、たくましい精神力もある。

1月中盤には「ジュニア向けに作り直したプログラム」でインターハイ優勝。3月の世界ジュニア選手権を見据えつつ……まずは1年前に人生初の選手権メダル(銅)をつかんだ四大陸で、さらに綺麗な色の栄光を狙いたい。

インカレ優勝、冬季ユニバーシアード5位、国体優勝……と、年を明けてから忙しく転戦してきた佐藤駿は、いよいよ初めての四大陸選手権へと乗り込む。

昨季GPフランス杯で2位初表彰台に飛び込んだ。肩の故障、さらには昨2月の手術で足踏みを余儀なくされても、進化は止まらなかった。今季のイギリス杯3位、フィンランド杯2位で、18歳の佐藤は高い実力を再証明してみせた。

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