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フィギュア スケート コラム 2023年1月24日

特別な輝きを放つ全米チャンピオンの称号をかけた大一番 | 全米フィギュアスケート選手権2023 ペア プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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日本の「りくりゅう」こと三浦璃来&木原龍一組の好敵手だからこそ、「シメフレ」の演技は、シーズン後半戦の四大陸選手権と世界選手権の行方を占う上でも絶対に見逃せない。

一昨季初出場5位、昨季4位ピューターメダルとひとつずつ順位を上げてきたエミリー・チャン&スペンサー・ハウ組は、今年はもっともっと上を目指す。

自身やパートナーのケガに悩み、キャリアの方向性に迷い、ずいぶんと遠回りをしてきた2人がチームを組んだのは2019シーズン。それまでほぼシングルメインで活動してきたチャンにとって、いきなりシニアレベルでの転戦はかなりの難関だったという。

それでも昨冬は2人にとって初めてのISU国際チャンピオンシップ、四大陸選手権で銀をつかみ取った。熱っぽく官能的なSP「Nyah」と、優しく軽やかなFS「Unchained Melody」と好プログラムを2つ揃えたこの冬は、NHK杯を含むグランプリ大会で2度の表彰台乗り。初めてのグランプリファイナル進出さえ果たした!

いまだリフトやスロージャンプで、思わぬミスがでてしまうこともある。かつてハウに引退さえ覚悟させた肩の痛みが、シーズン前に再発したことも影響しているのかもしれない。全米選手権では万全の演技が披露できるよう、願いたい。

五輪の翌シーズンだからこそ、見慣れた顔が少なくなり、ちょっぴり寂しい気分にもなる。昨全米覇者アシュリー・ケイン&ティモシー・ルデュク組は競技引退を決め、2位ジェシカ・キャララン&ブライアン・ジョンソン組は解散(男性は引退)。3位オードリー・ルゥ&ミーシャ・ミトロファノフ組もチームを解消し、別々の道を歩き出した。その一方で、懐かしい選手が帰ってくる。

以前のパートナーと全米選手権優勝はもちろん、四大陸優勝経験をも持つダニエル・オシェイは、今季エリー・カムと共に、新たなキャリアへと滑り出した。しかも初公式戦アイスチャレンジ優勝、初チャレンジャー大会ゴールデンスピン銀と、好成績を積み重ねている。カップルにとって初の、オシェイにとっては3年ぶりのナショナル。あのチャーミングな笑顔を、きっと見せてくれるに違いない。

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