ラグビー愛好日記

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このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナストとして活動。
J SPORTSのラグビー解説も98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」(あかね書房)などがある。

2020年03月23日

ラグビートップリーグ2020、中止決定に思うこと

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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ラグビーのない週末を過ごしながら、いろんなことを考えていた。個人的なことでいえば、3月、4月に予定されていた試合の解説やイベントの仕事がほとんどキャンセルになり、これからどうすべきなのか思案している。

日本だけではなく、世界のラグビー界も次々に大会、試合が中止になっている。どうやら、新型コロナウイルスとの戦いは長期戦だ。半年では終わらないだろう。一年か、もっとか。当初は、トップリーグの再開は4月中旬からかなという甘い気持ちがあったが、そんな簡単なものではなさそうだ。

そんな日記を書いていたら、トップリーグから第11節以降の試合を中止するというプレスリリース(文末にあり)が流れた。5月に予定されていた日本選手権は実施を模索するという。僕もラグビーが一刻も早く見たいと思っている。しかし、ウイルスとの戦いはまだまだ続くのだから、トップリーグの残り試合は中止すべきだと思っていた。賢明な判断だろう。

ラグビーというスポーツは心身ともに十分な準備ができていなくては、試合をするのが危険だ。再開が決定してからも準備の時間が必要になる。いったんスケジュールを白紙にして、できる範囲でどんな形で試合できるかを検討する。その結果、次のトップリーグが秋以降、あるいはもっと先の開催になってもかまわないのではないか。観客、選手、関係者の安全が確保できないのであればやるべきではない。この機会に、2021年秋に始まる予定の新リーグに向けて、全体のスケジュールを点検、整理してじっくり準備を進めてほしい。

いま、世界中で多くの命が失われている。日本も緊張感を緩めれば、また感染が拡大する可能性がある。ラグビーより命だ。ラグビー界も心をひとつにして、他者を思いやり、それぞれが行動する必要がある。個人的にも緊張感を持って生活しなければと思いを新たにしている。

2020323日付 プレスリリース】

ジャパンラグビー トップリーグは、新型コロナウイルス感染拡大防止に鑑み、ジャパンラグビー トップリーグ2020 11節以降の全ての試合を中止とし、2020大会の中止を決定いたしました。

以下の3つの観点より、中止の判断としました。

1.ご来場のお客様、選手、関係者の健康と安全の確保

2.新型コロナウイルスの世界的な拡大により、ニュージーランド、オーストラリア等、各国の政府による海外に滞在する自国民への即時帰国が呼びかけられたことで、所属選手が多数帰国すること

3.トップリーグの全てのチームは企業スポーツとして加盟・活動しており、選手・スタッフが感染した際に企業に与える影響が非常に大きいこと

なお、ジャパンラグビー トップリーグ2020は大会途中での中止のため、リーグ不成立となり、順位が確定しません。そのため、523日(土)より開催予定の「第57回日本ラグビーフットボール選手権大会」に出場する4チームは別の方法にて決定することを検討しております。詳細は確定次第、ご案内させていただきます。

試合再開を楽しみにお待ちいただいておりました皆様には、突然の2020大会中止のご案内となり、心よりお詫び申し上げます。購入されました試合のチケットは全て払い戻しを実施いたします。

なお、コンプライアンス教育の徹底により、第9節・第7(延期)・第10節を休止しておりますが、休止期間中の研修等の実施内容につきましては、4月初旬を目途に別途ご報告をさせていただきます。

■太田治チェアマン コメント

平素よりジャパンラグビー トップリーグへのご声援、誠に有難うございます。

この度、新型コロナウイルスの世界的な感染リスクを踏まえ、ファンの皆様と選手ファーストの観点、チーム及び関係者の皆様の安心安全の観点により、苦渋の決断ではありますが、ジャパンラグビー トップリーグ2020の全ての試合を中止する事としました。

トップリーグ再開を楽しみにお待ちいただいておりましたファンの皆様、選手・関係者の皆様には、大変申し訳なく思いますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

今後は、新型コロナウイルスの収束を願うとともに、社会情勢を見ながら5月の日本選手権に向けた新たな大会を模索して参ります。引き続き、ジャパンラグビー トップリーグを何卒よろしくお願い申し上げます。

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