ラグビー愛好日記

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2011/08

S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

このブログについて

プロフィール写真【村上晃一】
1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。
ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。
87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。

日記 2011年08月22日

日本代表W杯メンバー

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

壮行試合のあとは、急ぎの原稿書きがあって速報だけになった。そして、きょうはワールドカップ登録メンバー30名の発表記者会見。まもなくワールドカップ開幕で仕事も慌ただしくなってきた。

W杯メンバー発表だが、日本ラグビー協会の会議室で、午後4時15分から行われた。ジョン・カーワンヘッドコーチ(JK)が一人一人名前を読み上げた。サプライズはなく、ここ数カ月、ともに練習してきたコンビネーションを重視した選考だった。昨日の壮行試合の時点でスコッドは31名だったので、落選は一人。昨日の試合は、FLバツベイと西原の最終セレクションでもあった、そして、残ったのはバツベイだった。「西原は将来有望な選手だと思う。現時点ではバツベイを選んだ。バツベイがいると、ラインアウトのバリエーションも増える」(JK)

報道陣から4年前と比較してチームとして成長した部分を問われ、JKは答えた。「4年目前に比べて完成されたチームになってきている。コンビネーションもよくなり、スタイルも構築できている。強さ、速さも上がった。私のプラン通りに運んでいる。PNCでも優勝できた。しかし、大事なのは本大会で結果を出すことです」

前大会で行った2チーム制についても質問が出たが、「フランス戦にベストメンバーで戦い、試合の結果を見て、NZ戦を考えたい。毎試合、次の試合では誰がベストかということを考えてメンバーを組んでいきたい」と話した。

「フランス、NZと接戦し、トンガ、カナダに勝つ。2015年にはベスト8、2019年には決勝戦の舞台に立つ。日本代表は、そういうチームになっていきたい。今回は、日本の成長を世界に知らしめることで、日本の強化が間違っていなかったという確信を残したい」

メンバーは以下の通り。

◎ラグビーワールドカップ2011 ニュージーランド大会」日本代表メンバー
FW:16名=PR1平島久照、川俣直樹、HO青木佑輔、堀江翔太、湯原祐希、PR3畠山健介、藤田望、LO大野均、北川俊澄、トンプソン ルーク、ジャスティン・アイブス、FL菊谷崇、マイケル・リーチ、バツベイ シオネ、NO8ホラニ龍コリニアシ、谷口到
BK:14名=SH田中史朗、吉田朋生、日和佐篤、SOジェームス・アレジ、マリー・ウィリアムス、CTB今村雄太、ニコラス ライアン、平浩二、アリシ・トゥプアイレイ、WTB小野澤宏時、遠藤幸佑、宇薄岳央、FBウェブ将武、UtilityBK上田泰平

●バツベイシオネ選手のコメント
「ワールドカップメンバーに選ばれたことを嬉しく思います。1戦1戦を大事にしてチームの目標を達成できるようベストを尽くします。日本代表ジャージに袖を通すことは特別な意味を持ちます。日本のみなさんの期待を裏切らないプレーを見せられるよう頑張ります。また、日本代表だった兄の功績を超えられるようチャンスを活かしたいです」

  • Line