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ラグビー コラム 2026年9月2日

明治大学、菅平で見えた収穫と課題。関西勢に連勝も帝京大学に「馬力負け」

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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ボールキャリーする大川主将

8月14日より菅平で明治大学の合宿が行われた。ラグビー漬けの毎日に加え、B・C戦含む全8試合をこなし、春シーズンから一段と成長を遂げた。

明治大学の合宿初戦は天理大学。関西大学ラグビー春季トーナメントでは、京都産業大学に決勝戦で24-28と競り合い、準優勝となった。

菅平の環境にまだ慣れない中、明大の選手はこの初戦に「アタックは深さ、タイミングを、ディフェンスは持ち味のファイヤーディフェンスをテーマにした」(FB/フルバック竹之下仁吾・政経4=報徳学園)と臨んだ。

明大は天理大の強烈なタックルからターンオーバーを許し、先制点を与えるも、FW(フォワード)のセットプレーを起点に得点を積み重ね、40-14とリードを広げて試合を終えた。最終的に点差は離れたものの「セットの遅さやスクエアに攻める場所の修正を(課題として)話した」(竹之下)と攻撃に課題を残す形となった。

大学ラグビー 菅平合宿 2026

続く2戦目の相手は春の関西王者・京産大。留学生をはじめとした強じんな体格の選手を相手に「全体的にうまくいった印象がなかった。セットプレーや接点、強い選手に対してこちらがストレスを与えられた」(右FL/フランカー大川虎拓郎主将・法4=東福岡)。

試合展開は拮抗し、両校のFWの力がぶつかり合う。京産大の石橋チューカ主将やルーキーのエドウィン・ランギなど屈強な選手を相手に苦戦し、一時逆転される場面も。

ケガから復帰を遂げた右PR(プロップ)山口匠(政経4=流経大柏)は「少しレベルが上がったときに自分が今までどう対応してきたかというのを忘れてしまった」と話す。

帝京大戦に出場した白井

それでも左WTB(ウイング)海老澤琥珀(情コミ4=報徳学園)や、右WTB白井瑛人(商3=桐蔭学園)らBK(バックス)勢が躍動し、スコアを伸ばすと少しずつFWも優位に立ち最終スコア31-21で辛勝した。「セットプレーでまずいかれてしまった。もっと接点にしっかり立ち返るという反省が出た」(大川)。

朝日大学戦ではルーキーを中心にメンバーが組まれ、さまざまな選手がアピール。45-28と快勝した。

最終戦は因縁の帝京大学戦。「前半はいいアタックができたので、そこをしっかりつなげてトライを取ることができた」(白井)と前半を優位に進めるも、後半は帝京大のテンポの速い攻撃に翻弄され、立て続けにトライを許しすぐさま逆転を許す。

その後もFWで有利な状況に立てず、苦しい時間が続いた。京産大戦で挙がった課題をクリアすることができず、「ヒットで負けて、モールで負けて、重要な観点で、全部FWが負けてしまったので、全部その結果。要因は色々あったが、結局は馬力。3点勝負で全部負けてしまった」(山口)。

終盤に中川功己(営4=流経大柏)のトライで1本返すも、流れを引き戻すことはできなかった。最後まで帝京大ペースで試合が進み、19-42と完敗した。「帝京大のレベルがまた一段と上がったところで、自分たちの継続できないところや、遂行力の低さが目立った。成長しないといけないなと感じた試合」(白井)。

ラグビー 関東大学対抗戦 2026

今年度も菅平で過酷な2週間を過ごした明大。合宿を通して接点や継続力に課題を残すこととなった。秋シーズンが始まるまで残り1週間。「目の前の相手と全力で戦って、少しずつ成長して、もう負けないように」(大川)と、関東大学対抗戦、そして全国大学選手権連覇に向けて進む。

文:近藤未怜/写真:加藤晃誠、近藤未怜(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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