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ラグビー コラム 2024年2月2日

埼玉パナソニックワイルドナイツ、スーパーラグビー・パシフィック準優勝のギャラガー・チーフスを迎え撃つ。クロスボーダーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ワイルドナイツとしては、接点での強さやセットプレーからのアタックはもちろん、伝統である堅守速攻を見せてトライを重ねたい。

一方、チーフスのクレイトン・マクミランHCは「ベストな選手を選んで、相手のチーム、日本のラグビーを尊重して試合に臨みたい。決して軽い気持ちでやるわけではない」と話したものの、ニュージーランド協会の規定などにより、昨年のワールドカップに出場したオールブラックスのメンバーは欠場となった。

ギャラガー・チーフス

FW第1列から見ていくと、PRはオリー・ノリスとジョージ・ダイアー、HOにブラッドリー・スレーターの3人。LOは浦安D-Rocksでもプレーしたジミー・トゥポウとナイトア・アクオイ。

FLはワイルドナイツのFLラクランの弟で、キャプテンを務めるケイラム・ボーシェーと、オールブラックスキャップを持つサミペニ・フィナウ、NO8はU20ニュージーランド代表で18歳のマラキ・ランプリングが務める。

BKはSHザヴィア・ローとニュージーランド代表経験のあるSOジョシュ・イオアネがコンビを組む。CTBはオールブラックスで9キャップのクイン・トゥパエアとラメカ・ポイヒピの2人。WTBペニアシ・マリマリとタナ・トゥハカライナ、FBジョシュ・ジェイコムがバックスリーを担う。

リサーブには昨年ニュージーランドXVの一員として日本代表と対戦した、PRエイデン・ロス、オールブラックスキャップを持つSHテトイロア・タフリオランギら13人が入った。

ワイルドナイツが相手ということで、マクミランHCは「チーフスのアイデンティティは高いフィジカルと勇敢に戦う姿。相手には、国際的に活躍している選手も、世界的な選手もたくさんいるので楽しみにしている。我々にとってもチャレンジとなる」と警戒を怠らなかった。

ジャパンラグビー リーグワン23/24

過去3シーズンで2度優勝しているワイルドナイツが、ホストの熊谷で、その好調さを発揮し勝利するのか。重要な試合ということで、『ハカ』をやるというチーフスがニュージーランドラグビーの意地を見せて白星を挙げるのか。世界のラグビーファンが注目する一戦は、2月4日(日)午後2:30キックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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