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ラグビー コラム 2024年1月22日

【ハイライト動画あり】埼玉ワイルドナイツが開幕6連勝!三重ホンダヒートは果敢にスタイル堅持。NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24第6節交流戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ホンダヒートも敗戦は決定的ながら、観客席からの「ヒートホンダ!」コールを受け、相手反則(エクストラ・ロール)から後半34分に敵陣侵入。

敵陣中央のスクラム選択から、チーム最多15キャリーのNO8カイポウリが突進。オフロードパスを繋ぎ、ミッチェル・ハントのクイックパスを右隅で受けたのはWTB植村陽彦。

筑波大学出身のルーキーの今季2トライ目は、勝負を諦めない矜持を感じさせる、チーム2本目だった。

それでも80分のレッドゾーンを越え、最後に魅せたのはワイルドナイツのFLラクラン・ボーシェー。断トツ7回のターンオーバーを記録したジャッカル職人が敵陣で絡みつき、ペナルティ。

最後はショット選択。70-12でワイルドナイツが開幕6連勝を飾った。

攻撃色の強いホンダヒートを止めた守備力最強のワイルドナイツ。ターンオーバーは9回。ホンダヒートのラック成功率は90.4%に落ち込んだ(ワイルドナイツは96.8%)。

「非常にハードにプレーしてくれました。ジャッカルの部分では、コンタクトエリアのところをコーチ陣が入念にチェックしてくれていて、良いパフォーマンスを見せてくれました」(ワイルドナイツ、ディーンズ監督)

昇格後の初勝利が遠いホンダヒート。キアラン・クローリーHCは今後の強化方針について「チーム全体の向上が必要」と話した。

「守備、攻撃では良いところが出ているので全体的に伸ばしていきたいです。フィジカル的な部分では、昇格したリーグでここまで経験を積めました」

「Bチームを含め、チーム全体で強度に順応していきたい。全体の部分にフォーカスをして、ディビジョン1のレベルで戦えるチームになっていきたいと思います」

6連敗で最下位に沈むホンダヒートの次戦は、約1カ月後、2月17日(土)の3勝2敗トヨタヴェルブリッツ戦だ。

一方のワイルドナイツは南半球最高峰「スーパーラグビー・パシフィック」の2チーム(チーフス、ブルーズ)との国際交流戦「THE CROSS-BORDER RUGBY」(クロスボーダーラグビー)に参戦。

約2週間後の2月4日(日)、埼玉・熊谷で、かつて日本代表リーチマイケルも所属した強豪チーフスと対戦する。

初開催の交流戦について、参戦するディーンズ監督は「非常に価値がある。ユニークな機会」と評価した。

「自分たちはリーグワンが優先事項ですが、ラグビー界にとって大事なゲーム。選手たちのコンディションを確認してメンバーを選んでいきたいと思います。良い競争が芽生えるように、選手たちを選びたいです」

果たしてどんな布陣で臨むのか。リーグワンが主催・主管して行う、初めての国際試合を楽しもう。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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