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ラグビー コラム 2024年1月5日

攻撃的ラグビーで勝るのは? 3位サンゴリアスに4位スティーラーズが挑む サベア、ケインのオールブラックスFW 第三列対決も

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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東京サンゴリアス vs. コベルコ神戸スティーラーズ

第4節屈指の好カードだ。ジャパンラグビーリーグワン2023-24は、1週の休みをはさんで1月6日(土)に再開される。6日、秩父宮ラグビー場(東京都港区)では、2勝1敗(勝ち点11)で3位の東京サントリーサンゴリアス(東京SG)と、同じく2勝1敗(勝ち点9)で4位につけるコベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)が対戦する。互いに多彩な攻撃力を持つチーム同士の戦いは、スピーディーな試合展開になるだろう。

ホストゲームとなる東京SGは、12月24日(日)に行われた第3節で、三重ホンダヒートと対戦し、34-16で勝利した。山本凱下川甲嗣の若い両FLが序盤にトライをして主導権を握り、加入2シーズン目のSO高本幹也が正確なキックで地域を獲得するなど、若い力が躍動した。三重Hの健闘もあってスコアは伸びなかったが、計6トライをあげ、3トライ以上差をつけるボーナス点も獲得する快勝だった。

神戸Sは東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)に39-46で敗れた。互いに大きくボールを動かして攻め合う好ゲームだったが、BL東京のFLシャノン・フリゼルに4トライを奪われ、インターセプトからトライされるなど失点が多すぎた。しかし、BL東京の快足WTBジョネ・ナイカブラの独走をNO8ティエナン・コストリーが追いついて止めるなど観客を沸かせるプレーも多かった。3試合でのトライ数は21で、首位の埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)に次いで2位。東京SGの15トライと差をつけている。

 

キックオフ48時間前に発表された両チームのメンバーだが、東京SGの先発15人は第3節とほぼ同じ。SHのみ齋藤直人に代わってベテランの流大が先発する。齋藤はリザーブからのスタートだ。キャプテンのHO堀越康介、23歳の山本、24歳の下川というFLコンビと、オールブラックスのキャプテンだったNO8サム・ケインがFW第三列を形成する。流とコンビを組むSOは22歳の高本。南アフリカ代表のWTBチェスリン・コルビは引き続き11番を背負い、松島幸太朗はFBに入る。WTB尾崎晟也とのバックスリーの決定力は神戸Sにとって脅威だ。

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