人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年12月18日

【ハイライト動画あり】コベルコ神戸スティーラーズが“逆境力”発揮。静岡ブルーレヴズは伝家の宝刀スクラムが炸裂。ジャパンラグビーリーグワン2023-24第2節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

直後、左右に広がった守備網に気付いたのはSH日和佐篤。チーム地元・兵庫県出身の36歳、元日本代表のベテランがラック脇から突破し、フォローしていた24歳のWTB松永貫汰へ。

ここで奪ったトライ&ゴールによる虎の子の4点を、敵地で守り切った。

開幕戦の試合後、LOレタリック共同主将は「自分たちにとってチャレンジングになってくるのは相手にも流れがある時」と語り、逆境にこそ力を発揮することの重要性を強調していた。

ラスト10分間で逆転し、30-26で接戦を制したスティーラーズ。チームの“逆境力”に自信を深める2勝目となった。

「後半はモメンタムを失った状況でしたが、チームは良いキャラクターをみせてくれました。後半に追いかける展開でファイトしてくれた点は良かったです」(スティーラーズ、レニーHC)

2連敗を喫したブルーレヴズだが、武器のスクラム、粘り強い守備などでは力を発揮した。

「前半は若干アグレッシブさに欠けているように思えたので、後半は最初の1秒からエナジーを出していこうと。それが上手くいき、インパクトで入った選手も良かったです」

「基本的なスキルを見つめ直して、小さなミス、反則など、自分たちで直せることをしっかりやっていきたいと思います」(ブルーレヴズ、藤井監督)

「今日はソフト・モーメントで簡単なトライを獲られました。そこを修正することで来週良い試合ができるのではと思います」(ブルーレヴズ、FLスミス主将)

新体制後初勝利を狙うブルーレヴズは第3節、1勝1敗の昨季王者・クボタスピアーズ船橋・東京ベイと激突する。

そして開幕2連勝を飾ったスティーラーズ。

次節は、東京サンゴリアスを破って2連勝の東芝ブレイブルーパス東京を地元神戸に迎える。全国社会人大会時代から覇を競ってきた名門対決。リーグ序盤のヤマ場がやってきた。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ