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ラグビー コラム 2023年11月10日

大阪高校ラグビーの歴史が動く。大阪第1、第2、第3地区決勝プレビュー。第103回全国高校ラグビー大会予選

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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第2地区決勝「大阪桐蔭×大阪朝高」(12時30分キックオフ)

3大会連続17度目を狙うAシードの大阪桐蔭。

今年も全国上位に食い込む実力があり、春の選抜は近畿1位で出場。準々決勝で、優勝した桐蔭学園(神奈川)に10-38で敗れ8強に終わったが、高校総体トーナメント初戦では東海大仰星を24-5で押し切った。

8月菅平の練習試合では、選抜準優勝の東福岡と3点差(24-27)の熱闘。迎えた花園予選では淀川工科(139-0)、布施工科(70-0)と順当に勝ち、ファイナルに進んできた。

FWの容赦ない推進力は今年も武器。2年生ハーフ団(SH川端隆馬、SO上田倭楓)指揮の下、高校代表候補にも選ばれたNO8上野凌大がゲインを取る。体重120kgのPR野村俊介を中心にスクラムパワーも圧巻だ。

雨中戦もお構いなしのスキルフルな展開力もある。CTBには高校代表候補の平野晃成、名取凛之輔。2人のマークに集中していると、SO上田がクレバーなキックで裏を取ってくる。総合力は全国指折りだ。

Bシードの大阪朝高は、3大会ぶり12度目の花園出場に懸ける。

今年の大阪予選の波乱、元を辿れば1月の新人戦で、登録メンバー18人の大阪朝高が東海大仰星を17-12で破ったことに端を発している(※後述)。

近畿大会は2回戦で報徳学園に9点差(17-26)で敗れ、高校総体は関大北陽(5-10)、東海大仰星(22-34)と熱戦を演じた。

潜在力は23年W杯日本代表のSO李承信はじめ、多数のOBが証明済み。要はHO高晃崇主将。セットプレーで軸となる高校代表候補にもなったタックラーだ。配球巧みなSH金東暉、多種多様なキックを使い分けるFB金侑雅など好素材は多い。

花園で3度の4強実績を誇る少数精鋭の極み、大阪朝高は、常にサプライズを予感させる熱量を秘めている。

第3地区決勝「東海大仰星×常翔学園」(14時キックオフ)

5大会連続23度目の花園を狙う東海大仰星。

9大会連続42度目の全国舞台をめざす常翔学園。

両校の全国制覇は計11回(東海大仰星6回、常翔学園5回)。予選決勝とは思えぬビッグマッチだ。

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