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ラグビー コラム 2023年10月27日

バトル・オブ・ザ・ジャイアント 4度目の頂点に立つのはどっちだ? 上り調子のNZに対し、南アはFW15名、BK8名編成で挑む

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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世界のラグビー史の中で抜きんでた実力を持ち続けた両者が、第10回ラグビーワールドカップ(RWC)のファイナルで相まみえる。優勝は3回ずつ。史上最多の4度目の王座に就くのはどちらか。舞台は、パリ近郊のサンドニのスタッド・ド・フランス。8万人の大観衆が集うことになるだろう。10月28日、午後9時(日本時間:29日、午前4時)キックオフ。レフリーは、テストマッチ110試合という最多記録を誇るウェイン・バーンズ。腐敗、詐欺・不正を専門とする刑事裁判の弁護士でもある。激闘を勝ち抜き、決勝にたどり着いた両雄を、当代一のレフリーが見守る。ラグビーファンにとって贅沢な時間がまもなく始まるのだ。

戦績は105戦して、ニュージーランド(NZ)が62勝39敗4引き分けと勝ち越しているが、今大会直前の8月25日、ロンドンのトゥイッケナムで行われたテストマッチでは、南アフリカ(SA)が35-7で勝っている。前半終了間際にNZのLOスコット・バレットがレッドカードを受け、後半は14人で戦ったという事情もあった。ディフェンス・コーチのスコット・マクラウドは「この試合は、違ったシナリオにどう対応するのかを思い出させてくれた」と、この試合以降のチームの成長を語る。

 

26日に発表された試合登録メンバーを見ると、NZは準決勝でアルゼンチンを下したメンバーから先発とリザーブを一名ずつ変更した。FW第二列のLOはブロディー・レタリックが先発し、先発だったサム・ホワイトロックがリザーブに回る。またリザーブのPRで、フレッチャー・ニューウェルに代わってベテランのネポ・ラウララが入った。8月に南アフリカに大敗したメンバーと比べると、FWにHOコーディ・テイラー、LOレタリック、FLシャノン・フリゼルが加わっており、大きな戦力アップだ。

 

一方のSAは、メンバー発表だけでファンの気持ちを熱くした。準々決勝、準決勝とリザーブだったSHファフ・デクラーク、SOハンドレ・ポラードを先発で起用し、リザーブ8名中7名をFW(第一列3名、二列2名、三列2名)で固め、BKの控えはウィリー・ルルーだけという思い切った編成だったからだ。ジャック・ニーナバーヘッドコーチは「勝てるメンバーを選んだ。23人で戦う」とコメントし、NZにフィジカルで引けをとらない屈強な選手を並べた。

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