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ラグビー コラム 2023年10月25日

奥村翔、フランス留学で成長した姿を静岡ブルーレヴズで見せる。ジャパンラグビー リーグワン

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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練習中の奥村翔

カイノコーチは「奥村はとてもいい選手で、とても速く、日本のプレーヤーらしい、いい技術を持った選手だ。でも、フランスの生活、フランスの文化への適応ぶりも凄かった。私たちのクラブ、文化にとてもよく溶け込んでくれた。将来はトップ14も通用する、日本を代表するインターナショナルな選手になるだろう。向上できる良い性格も合わせ持っている。日本代表になる可能性も十分だ」と手放しで褒めた。

フランス代表SHアントワーヌ・デュポンらは代表活動のため、ともにプレーすることは叶わなかったが、フランス代表経験のあるWTB(ウィング)/FBマティス・レベルらと一緒に練習をすることで、「ボールのもらい方などが参考になった」と話す。

また、BK(バックス)ラインの幅が狭い中で、オフロードパスでボールをつないだり、WTBがラックサイドを突いたりと勉強になることも多く、「今季、フェイズの中で、自分からどんどんやっていこうと思っています」とのことだ。

スタッド・トゥールーザンの練習場

奥村にとって、今回の留学で大きく変わったのは、ラグビーに対する価値観だったという。「フランスでは、楽しんでラグビーをやっている中に本気があった。昨季、キャプテンをやっていて思い詰めていましたが、吹っ切れました」。

「フランスはシステムはありますが、自由にラグビーをして、個人で、スキルでスペースを作っていくラグビー。楽しくラグビーできたことがパフォーマンスにつながった。自分には合っていると思いました。アメリカ代表戦でトライできたので、日本に帰れるかなと思いました(笑)」。

トゥールーズでは日本代表のセレモニーに参加し、実際にワールドカップの試合もスタジアムで観戦したという。日本代表SO(スタンドオフ)松田力也(埼玉ワイルドナイツ)は伏見工業、帝京大学の先輩であり、SO李承信(神戸スティーラーズ)は帝京大学の2つ後輩で一緒にプレーもした仲である。

次のワールドカップへ意欲を見せる

「生でワールドカップを見られてうれしかったですが、自分も次回、2027年大会は、29歳でベストな状態だと思うので、プレーしたいですね」。

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