人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年10月16日

【ハイライト動画あり】激戦を制したのは前回王者の南アフリカ。開催国のフランスは1点届かず。ラグビーワールドカップ準々決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

「時には南アフリカが上回っていたこともあった。スタッツやデータはまだ持っていないが、良い時も悪い時も含めて、我々は彼らと互角以上に戦えたような気がする。後悔はしていない。今日のような負け方をするのは当然だ。自分たちの可能性を最大化するためにできることはすべてやったし、やり遂げた」と振り返った。

キャプテンSHデュポンは「初めてのノックアウトゲームで、激しさも内容的にもビッグゲームだったが、勝てなかった。ここから学び、経験を積んでいく。悔しさや失望はたくさんあるけれど、このような試合から学んでいきたい」と前を向いた。

クロスゲームを制した南アフリカのジャック・ニーナバーHCは、「まずはフランスに敬意を表したい。これほどタイトになることはわかっていた。大きな戦いになることは誰もがわかっていたと思う。2つのいいチームがあって、不運と幸運があって、私たちは良い方に回った」。

「勝敗を分けたのは1点だった。僅差だったと思うが、それでも最後まで粘った選手たちを称えたい。(準決勝は)素晴らしい挑戦になると思う。いいチャレンジになると思うよ。ノックアウトの試合は何が起こるかわからない。イングランドがリードしていたのに、フィジーが盛り返し、さらにフィジーも最後まで追い詰めた。最後まで僅差の勝負になると思う」と先を見据えた。

ファンと喜ぶFLコリシ

キャプテンのFLコリシは「どれだけタフな試合になるかは分かっていた。ベンチから出場した選手たちを褒めなければならない。出場しなかった選手たちも、この試合に向けていろいろ準備してくれた。そして最も重要なのは、南アフリカの人々から私たちが受けたサポート」。

「彼らはここにいることはできなかったけど、学校で僕らのために歌ってくれたり、ビデオを見せてくれたりした。それが僕らがプレーする理由なんだ。今、ここにいる僕らの家族もそうだ。僕たちは国のためにプレーしている。このフィールドにいるのは、もう僕たちのためだけじゃない。(次の試合も)勝っても負けても、今日のような戦いを見せたい」と胸を張った。

勝利した南アフリカ代表は準々決勝に進み、10月21日(土)、スタッド・ドゥ・フランスで、同じく準々決勝に勝利したイングランド代表とファイナルをかけて争う。

文:斉藤健仁/Photo by Yuuri Tanimoto

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ