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ラグビー コラム 2023年10月16日

【ハイライト動画あり】激戦を制したのは前回王者の南アフリカ。開催国のフランスは1点届かず。ラグビーワールドカップ準々決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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後半は一転、膠着した状態が続くゲーム展開となった。数的有利だったフランス代表だが、得点を重ねることができない。ようやく試合が動いたのは14分だった。相手の反則から、フランス代表FBラモスが右中間からPGを決めて25-19とリードを6点差に広げる。

その後、互いにベンチメンバーを投入すると、南アフリカ代表はスクラムで優位に立つ。キックで攻め込み、相手陣奥で反則を得る。タップで攻め込み、最後はLOエツベスが力強いランで、インゴールにボールをタッチダウン、途中出場のSOポラードがゴールを決めて、26-25で逆転に成功。さらに29分、53mのPGをSOポラードがしっかり沈めて、リードを4点差に広げる。

逆転を狙うフランス代表も裏へのキックから攻め込み、32分、相手の反則を誘ってFBラモスがPGを決めて、28-29と1点差に迫る。34分には、南アフリカ代表がモールを押し込んだ後、WTBコルビがDG(ドロップゴール)を狙うが外れる。さらにフランス代表が22mドロップアウトをダイレクトタッチにしていまい、南アフリカ代表が相手陣で攻める時間が続くが、得点を挙げることができなかった。

最後の攻撃をしのいだ南アフリカ

残り時間2分あまり、ホームの大声援を背に、フランス代表はスクラムを起点にアタックを継続するが、最後は相手の激しいディフェンスの前にノックオンでノーサイド。南アフリカ代表が1点差で勝利を収めた。

POMにはセットプレーをリードした南アフリカ代表HOボンギ・ンボナンビが選ばれた。「素晴らしい試合だった。チーム全員の努力の賜物だ。絶えず国歌を歌い続ける満員のスタジアムで、ホストチームと戦うのは簡単なことではないことはわかっていた。1人だけではなく、チームの功績は大きい。だが、まだ2試合ある。まだ何も手にしていない。自分たちのやるべきことにフォーカスする」と語った。

自国開催の大会をベスト8で終えたフランス代表のファビアン・ガルディエHCは「私はまず、ファン、家族、そして毎日私たちを信じてくれている人々、スタッフ、選手のことを考える。私の最初の思いは彼らのためにある。今夜、フランス代表は勇気を出さなければならない。私たちは互角にプレーし、たとえフィニッシュできなかったとしても、力を発揮する瞬間があったという印象を持っている」。

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