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ラグビー コラム 2023年10月16日

【ハイライト動画あり】最終盤37フェーズの死闘。ラグビーワールドカップ2023準々決勝「アイルランド×ニュージーランド」

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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最後は途中出場していたサム・ホワイトロックがジャッカル成功。アイルランドの38フェーズ目はなかった。

オールブラックスは歓喜に湧き、前半シンビンを受けたSHスミスはしゃがみ込み、目頭を押さえた。これでアイルランドは8度目の準々決勝敗退となった。

アイルランドのアンディ・ファレルHCは試合後、勝負について「微々たる差」と語り、敗着の決定的プレーにニュージーランドのCTBバレットによる「モールの後に相手に抱えられた場面」を挙げた。

「アイルランドラグビーに関わる全ての人のことを誇りに思います。スタッフも過去4年間、素晴らしい仕事ぶりでした」

無念の結末で引退を迎えたSOセクストン主将。最後の37次攻撃を振り返って「あれだけ多くのフェーズを重ねたことが、このチームが何でできているかを表しています。全てを出し切りました」と語った。

そしてアイルランド代表の未来について話した。

「本当に素晴らしいチームです。彼らは私以外の誰かによって率いられ、また立ち上がり、今後素晴らしい功績を成し遂げるでしょう。私はその時、皆さんと同じようにスタンドでビールを飲みます」

ニュージーランドのフォスターHC。不振による解任騒動まであったが、大一番を乗り越えた。

「ひとつのミスで試合が逆の展開になっていた可能性もあります。このような試合を経験しなかったらワールドカップに出場したとは言えません」

次戦は南半球4カ国対抗戦で毎年対戦しているアルゼンチン。

「アルゼンチンのことはよく分かっていますし、相手も私たちのことをよく理解していると思います。南半球のチーム同士の試合なので、もの凄い試合になるでしょう」

「もの凄い試合」の鉄笛は、日本時間10月21日の午前4時に鳴る。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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