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日本代表vs.アルゼンチン代表
ラグビーワールドカップ2023は遂にプール戦最終日を迎え、この日ナントで行われた午後のゲームでは、プールDからベスト8の残り1枠をかけ、ともにこの運命の一戦を2勝1敗として迎えた日本とアルゼンチンが激突した。
試合は開始直後の2分にいきなり動きを見せる。前節チリ戦からスタメン12人を入れ替え、ほぼベストメンバーを揃えたアルゼンチンは、日本陣10mライン付近でのラインアウトからドライビングモールで大きくゲイン。
22mライン付近でのブレークダウンからパスを受けたCTB(センター)サンティアゴ・チョコバレスが、相手のミスタックルを誘発する動きでラインブレークすると、そのまま一気にインゴールまで侵入しトライを決める。WTB(ウィング)エミリアーノ・ボフェリのコンバージョンも決まり、アルゼンチンが7-0として思惑通りのスタートを切る。
その後もアルゼンチンはWTBボフェリのラインブレークから好機を作るなど、10分過ぎまで日本陣でアタックを続け、優勢に試合を進める。しかし、日本は相手を上回るスクラムで奪ったペナルティを契機に盛り返しを見せると、16分にアンストラクチャーの状況からカウンターを発動。
FL(フランカー)リーチ マイケルのパスを受けたLO(ロック)アマト・ファカタヴァがキックパスを自ら捕球し、インゴールまで駆け抜けトライを奪う。SO(スタンドオフ)松田力也のキックも決まり、日本が試合を振り出しに戻す。
これで反撃モードに火がついた日本だったが、23分にFLピーター・ラブスカフニに危険なタックルによるイエローカードが提示され、一転して不利な状況を凌ぐ時間帯となる。
一方、これで再びペースを取り戻したアルゼンチンは28分、自陣で日本のDG(ドロップゴール)をブロックしたプレーからカウンターを繰り出すと、スピーディーな攻撃から最後はWTBマテオ・カレーラスがトライを決め切る。WTBボフェリのキックは外れるも、アルゼンチンが12-7として再び主導権を握る。
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