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ラグビー コラム 2023年9月25日

【ハイライト動画あり】初めて負けなかったポルトガル、 ジョージアとの白熱の好勝負で歴史つくる

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ジョージア vs. ポルトガル

4年に一度の世界一決定戦は面白い。すべてのチームがこの大会にターゲットを絞り、それぞれの目標を達成しようと懸命に戦うからだ。混戦のプールCは、ウェールズオーストラリアフィジーが決勝トーナメント進出をかけて勝ち点争いを繰り広げているが、4、5位争いをするジョージアポルトガルの戦いもプール戦屈指の好ゲームとなった。

9月23日(土)、スタジアム・ド・トールーズは真夏のような強い日差しが降り注いでいた。16年ぶりのラグビーワールドカップ(RWC)出場となったポルトガルは、現在、プール戦で5連敗中。悲願の初勝利を狙っていた。今年のラグビーヨーロッパチャンピオンシップ決勝(3月19日)ではジョージアに11-38で敗れ、直近の18試合で一度も勝っていない。それでも、9月17日、格上のウェールズに健闘したことで自信を持ってこの試合を迎えていた。

現地時間の午後2時キックオフ。早々にトライを挙げたのはジョージアだった。チーム随一のラインブレーカーであるFBダヴィド・ニニアシヴィリがステップ、ハンドオフで1人、2人とかわしながら、片手でオフロードパス。チームNO1のトライゲッター、WTBアカキ・タブツゼのトライを生み出した。SOテド・アブジャンダゼがゴールを決めて、7-0とする。その後は、ジョージアがボールを支配してポルトガル陣で戦う時間が長かった。ポルトガルも粘りのディフェンスで耐えたが、ジョージアがPGを追加して、13-0とする。

ポルトガルが反撃を開始したのは前半32分のことだった。自陣からパスをつなぐと、右タッチライン際でボールを受けたWTBハファエリ・ストルチが、ディフェンダー4人をカットインでまとめて抜き去り、そのまま俊足を飛ばして右コーナーにトライ。13-5と8点差に迫る。前半、持ち前の展開力が影を潜めていたポルトガルのパトリス・ラジスケヘッドコーチは、「我々のラグビーをしよう」と選手を鼓舞した。後半に入ると、トリッキーなステップワークでタックラーを抜き去るなど個人技をからめた攻撃でボールを動かすシーンが増える。

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