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ラグビー コラム 2023年9月11日

【ハイライト動画あり】ラグビー日本代表、白星発進!パッション溢れるチリ代表との大会初戦制す。ワールドカップ2023フランス大会

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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「ワールドカップは特別な場所で、最初の20分は少し緊張しました。しかし自分の役割にフォーカスしました。最初のワールドカップでトライを取ることができて嬉しいです」(LOファカタヴァ)

日本代表のジェイミー・ジョセフHC。ボーナスポイント1点も付いた今大会初勝利を受けて、こうコメントした。

「我々は気迫を込めたパフォーマンスを見せようとしていましたが、ワールドカップ初出場のチリ代表はそれを上回り、大きなプレッシャーをかけてきました」

「私たちはすべてを懸けて戦わなければなりませんでしたが、選手たちは打ち克ちました。選手たちを本当に誇りに思います。最終的に40点(42点)を取れたことは大きな勝利です」

そして姫野主将に代わり試合をリードしたSH流。「チリは本当に素晴らしいチーム。フィジカルで我慢強かったです」と話した。

「しかし誰もパニックすることなく、自分たちとゲームをコントロールできました。そこはすごく良かった。ビッグスコアで勝とうとは思っておらず、自分たちのやるべきことを重ねていきました」

「チリのパッション、フィジカルは学ぶことが多い。ポジティブな試合でした」(SH流)

一方、初出場ながら大声援の後押しを受け、闘い続けた勇敢な「ロス・コンドレス」(チリの愛称)。FLシグレン主将は「試合は予想通りの激しさでした」と語った。

「最後の20分間は試合のコントロールを失い、ボールを持てませんでしたが、私たちは戦い続けました。今日の試合には誇れる点がたくさんあります」と晴れ晴れした様子だった。

日本の選手やスタッフは試合直後、ピッチ上でリラックスした良い表情だった。

序盤こそ乱調だったが、ハーフ団を中心にW杯経験者が試合を落ち着かせ、後半はフィットネスでも上回り、主導権を握った。

一方で日本時間9月18日(4時)のイングランド代表との第2戦へ向けて、ラインアウトモールの精度など、再確認すべき事項はあるだろう。

白星発進した日本。期待はますます高まる。

次なる相手は、初戦でアルゼンチン代表を破ったラグビーの母国、1勝のイングランド。舞台はフランス南部のニースだ。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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