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ラグビー コラム 2023年9月8日

熱狂が始まる。ラグビー日本代表が2023年W杯初陣。初出場・チリ代表と激突!

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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そして司令塔は鋭いランが光るSOロドリゴ・フェルナンデス。予選プレーオフで決めた“雨の6人抜きトライ”が22年の「トライ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。母校セルクナムの主力だ。

そしてチリが侮れない理由はもう一つ、元ウルグアイ代表指揮官のパブロ・ラモイネHCの手腕だ。

初出場を決めたW杯プレーオフ。アメリカとの最終第2戦で、ラモイネHCは奇策に出た。

後半40分間が勝負の要と考えた指揮官は主力メンバーをリザーブに置き、後半に圧力をかける大胆な采配を振るったという。

そして用意した“逆襲作戦”は成功。一時19点ビハインドを背負ったが、後半1点差で上回る逆転勝利を呼び込んだ。

チリは日本が格上であることは承知だろう。勝負師は日本戦へ向けてどんな策を用意しているのか。

大会初戦である点も要注意だ。

W杯初戦の開始直後から完璧なスタートを切ることは難しい。4年前の日本代表はロシアとの開幕戦でキックオフボールをノックオン。先制トライも奪われ、最終スコアこそ30-10だったが辛勝のスタートになった。

「前回大会と同じく、開幕戦は難しいものになるので、100%の準備が必要です。後先考えず、この試合に100%コミットします」(SH流)

まずは自信を深める1勝を。

そしてイングランド(第2戦)、サモア(第3戦)、アルゼンチンとのプール最終戦へと調子を上げていきたい。

日本の熱狂はチリ戦から始まる。日本から、世界から、勇敢な桜の戦士たちに声援を送ろう。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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