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ラグビー コラム 2023年8月9日

日野レッドドルフィンズ、未来を切り開く再出発。苑田右二ヘッドコーチインタビュー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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新シーズンに向けて語る苑田HC

――もちろん、昨季まで武器だったFWも強化する気持ちもありますね?

僕は日本代表、フランス、アイルランド、ニュージーランドといったFW、BK(バックス)一体となってボールを動かすラグビーが好きだし、選手も楽しいと思うのでそういったワクワクするラグビーがしたい。今季は特にアタック、ディフェンス、セットプレーの3つのエリアを大事にし、私がアタックを、BKコーチのアンドレ・プレトリアスがディフェンス、そして新しく入ったアイルランド出身のFWコーチのダリル・マクナマラがセットピースを担当します。

今のラグビーはラインアウトからのトライが50%前後、スクラムからのトライが10%前後と、60%がセットプレーからのトライで占められているので、セットプレーも大事なピースの1つになります。この3つのエリアで、アタックでは変幻自在の「サムライアタック」、ディフェンスは伝統の「レッドウォール」、セットプレーはマイクタイソンのように一発で相手を倒す「タイソンタイム」と、それぞれアイデンティティを作ってやっていこうと思います。

――チームとしての目標は?

「強く(T)、愛され(A)、この街の誇り(PRIDE)となるようなチーム」を目指して新しいエキサイティングなチャレンジをしたい。「チームワーク、アクション、プライド」というみんながつながり続けるといった意味も込めて「TAP」というスローガンを作りました。選手は練習後やミスをしたとき、様々なタイミングでタップして意思疎通を図っています。

――2018年から「日野レッドドルフィンズ」というチーム名で活動しています。地域密着の思いを大事にしてきたと思いますが?

地域に根差したチームを作るのはもちろんですが、リーグワンは企業チームとプロのハイブリッドな形なので、自分たちの母体があった上で成り立っていることを忘れないようにしていきたい。会社自体も苦しい状況ですが、我々が強くて愛される、この街の誇りとなるようなチームとなり、リードしていく存在になっていきたいと思っています。

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