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ラグビー コラム 2023年7月24日

【ハイライト動画あり】サモアとのRWC前哨戦。50分間を14人で戦った日本の収穫と課題。

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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「もうひとつの修正点はスクラムです。修正に時間が掛かりました。後半に上手く修正できましたが、もっと早く修正すべきでした」

指揮官のジョセフHCは「残念な結果」と淡々と話した。

「テストマッチを14人で50分間戦うことは難しいことです。ただ、チームとしての反応は自分としてはポジティブ。勝てるところまではいけました」

「ラインアウトでは相手ボールも取ることができました。そこで相手が作ろうとしていたフローも変えられました」(ジョセフHC)

収穫はあったろう。

本大会を前に、テストマッチの緊張感、緊急時のストレスや戦い方、RWCレフリーの判断基準などを体感できた。後半は巧みな試合運びで接戦に持ち込んだ。ラインアウトのディフェンスは一貫して効果的だった。

李承信

選手では、2戦先発のSO李が6本のプレースキックを全成功。前戦を含めてもキック11本(4G、7PG)を全て成功させており、「自分の役割を果たせたことはポジティブ」とも話した。

一方で課題、修正点は、落球が多かったボールキャリー、修正対応が遅かったというスクラム、そして退場者を出してしまった「タックルのテクニック」(CTBライリー)だろう。

サモアはRWCになると豹変する、と、選手たちは口を揃える。

今回の課題と収穫から、チームをどう成長させるか。RWC初戦(チリ戦)は9月10日に迫る。最高出力で突進してくるサモアとの対戦は、約2カ月後の9月28日だ。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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