松島幸太朗のトライに熱狂したサモア戦。プール戦ベストトライは、ナミビア戦のTJ・ペレナラ

前半23分、オーストラリアの2つ目のトライをあげたのはオーストラリア史上最年少（19歳）でのRWC出場を果たしたWTBジョーダン・ペタイアだった。この試合では、後半に登場したSHウィル・ゲニア（現・花園近鉄ライナーズ）が記念すべきRWC初トライをあげる。そして、後半20分にはPRジェームズ・スリッパーがテストマッチ（国代表同士の試合）94試合目にして初トライをあげた。どれも記憶にとどめたいトライだ。

2019年日本大会 プールB 南アフリカ vs. イタリア

10月4日、静岡県のエコパスタジアムで行われたプールBの南アフリカ対イタリアは、南アフリカが大勝。来季より東京サントリーサンゴリアス入りが発表されたWTBチェスリン・コルビが2トライをあげる。10月5日、東京スタジアム（味の素スタジアム）では、プールCのイングランド対アルゼンチンが行われた。注目の一戦は前半18分にアルゼンチンにレッドカードが出て、15人対14人の戦いになってしまう。それでも奮闘したアルゼンチンには若い選手が多い。FBエミリアノ・ボフェリほか、今年のRWCで日本と対戦する選手もいるだろう。

そして、10月6日、東京スタジアムで行われたニュージーランド対ナミビアでは、プール戦のベストトライにも選ばれた、TJ・ペレナラの左コーナーへのトライがある。ニュージーランドはこの試合で11トライをあげるが、自陣からの攻撃でペレナラが突破、パス、サポートと動き回ったトライは必見だ。