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ラグビー コラム 2023年6月15日

松島幸太朗のトライに熱狂したサモア戦。プール戦ベストトライは、ナミビア戦のTJ・ペレナラ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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2019年日本大会 プールA 日本 vs. サモア

日本代表ファンに「2019年のラグビーワールドカップ(RWC)でもっとも印象的な試合は?」と問えば、答えはアイルランド戦かスコットランド戦になる。しかし、プールAの3戦目となったサモア戦も十分に感動的な勝利だった。初の決勝トーナメント進出を狙う日本代表にとって、この試合で4トライ以上を奪ってのボーナス点「1」を獲得することが何より大切だったからだ。

ロシア、アイルランドに勝利して、日本代表の勝ち点は「9」。ライバルのアイルランドは、スコットランドに勝利、日本には敗れたが、7点差以内の負けに与えられるボーナス点1を獲得して合計「6」。ロシア、サモアから満点の勝ち点をあげると4試合で合計「16」となる。この16点が決勝トーナメント進出の分岐点になった。日本代表とプール最終戦で戦うスコットランドが、サモア、ロシアから5点ずつ取ると仮定して勝ち点合計は「10」。日本代表としては、サモアから4トライ以上のボーナス点をあげての勝利で5点を積み上げれば、3試合終了時点で勝ち点「14」。スコットランドに4点差をつけて戦うことができる。完敗しなければ決勝トーナメントが決まるのだ。

10月5日、豊田スタジアムで行われたサモアとの試合は楽な内容ではなかった。前半を終えて16-9と7点差のリードも、途中交代のWTB福岡堅樹が3トライ目を奪ったのは後半36分のことだった。残り時間は4分。ここから日本代表はボーナス点を狙って4トライ目を取りに行く。悲鳴にも似た歓声のなかで松島幸太朗がインゴールへ躍り込み、決勝トーナメント進出に王手をかけた。もう一度、あの感動を思い出したい。

2019年日本大会 プールD オーストラリア vs. ウルグアイ

同日、大分スポーツ公園総合競技場で行われたオーストラリア対ウルグアイも、「記念トライ祭り」で面白い。世界ランキング上位のフィジーを破り、今大会最初の番狂わせをやってのけたウルグアイだが2戦目はジョージアに敗れた。力尽きたかと思われたが、優勝争いに絡む可能性のあったオーストラリア相手に持ち前のファイティングスピリットを見せる。粘り強いタックル、ジャッカルに胸を打たれる。

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