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ラグビー コラム 2023年5月8日

リーグワン優勝争いのキーマンは誰? 試合の流れを変え、勝利に導く選手たち

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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2シーズン目のリーグワンがクライマックスを迎える。ディビジョン1のプレーオフトーナメントに勝ち残ったのは、埼玉パナソニック ワイルドナイツ(埼玉WK)、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)、東京サントリーサンゴリアス(東京SG)、横浜キヤノンイーグルス(横浜E)の4チーム。準決勝は、5月13日(土)=埼玉WK対横浜E、14日(日)=S東京ベイ対東京SGという組み合わせで、いずれも秩父宮ラグビー場(東京都港区)で開催される。

ルード・デヤハー(埼玉ワイルドナイツ)

国代表レベルの選手を多数擁する4チームだが、試合の流れを変える活躍をしそうなキーマンをあげてみよう。まずは、ディフェンディング・チャンピオンの埼玉WK。日本代表キャプテンのHO坂手淳史、ラスボス堀江翔太、CTBディラン・ライリーら日本代表勢が並び選手層は厚い。SO松田力也は、ゴールキックの成功率85.5%でリーグワンのベストキッカー賞を受賞。プレーオフでは精度の高いキックが勝敗の鍵を握る。このほか、急成長のCTB長田智希ほか名前を挙げればきりがないが、キーマンとして一人あげるのであれば、FWのエンジンともいうべき、LOルード・デヤハーだろう。

南アフリカ代表でもFWの軸になるデヤハーは、身長206cm、体重127kgというサイズで運動量豊富に動き続ける。ラインアウトなど空中戦を制圧し、ボール争奪戦で働き、ボールを持っての突進で起点となり、ディフェンスでもピンチを未然に防ぐ。今季は12試合に出場しているが、タックル成功率92.5%が光る。横浜Eにとっては大きな壁になるだろう。

ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス)

対する横浜Eは、スクラム、ラインアウトほかFW戦でどこまで戦えるかが勝利の鍵だ。その要となるHO庭井祐輔、LOコリー・ヒル、FLコーバス・ファンダイクの活躍は不可欠。NO8シオネ・ハラシリの突破力、WTBイノケ・ブルアの決定力も埼玉WKには脅威になる。南アフリカ代表SOファフ・デクラークのアグレッシブな動きはプレーオフでより輝きそうだが、キーマンとしてあげたいのはCTBジェシー・クリエルだ。今季全16試合に出場して、プレー時間は1240分とフル出場に近い。スピードある突破はもちろん、ディフェンス面で何度もチームの窮地を救ってきた。横浜Eが勝利するとき、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ級の活躍をするはずだ。

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