人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
「来シーズンに入ってくる選手、入りたいと言ってくれる子どもたちのためにも、必ず残りたいです」(花園L、FL野中主将)
指揮官は、地元大阪出身の水間良武HCだ。
大阪工大高(常翔学園)、同志社大学、鐘淵化学工業(現カネカ)で主将を務め、2003年から三洋電機(埼玉ワイルドナイツ)でもプレーした元フッカー。
年代別代表のジュニア・ジャパン、U20日本代表の監督も務めた人格者は、グリーンロケッツ東葛戦後、チームの課題に「キックオフレシーブ」と「タックルの高さ」を挙げていた。
「前半、後半もスコアしたあとのキックオフレシーブで、こちらに傾きかけた流れを相手に持っていかれていました」
「そしてタックルに関しては、日々取り組んで良くなっていましたが、やはり高くなってしまうクセが抜け切らない。そこが今日は出てしまいました」(花園L、水間HC)
メンバーの要注目は、やはりオーストラリア代表の司令塔、クエイド・クーパーだろう。
これまでの主戦司令塔は、サヨナラ・コバージョンでD1初勝利をもたらした新加入のジャクソン・ガーデンバショップ。水間HCの判断が注目される。
今季力を発揮していたのが、ライナーズの強力スクラム。フロントローはここまでPR田中健太、HO樫本敦、PR三竹康太が存在感を示してきた。
日本代表LOサナイラ・ワクァも怪我から復帰し、大一番へタレントは揃ってきた。仕事人のFLジェド・ブラウンの先発はあるか。
バックスでは、神戸S戦でも大活躍だったWTB/CTBシオサイア・フィフィタが攻撃の主軸。青山学院大学の大黒柱だった22歳、CTB金澤春樹も目を見張るプレーを連発している。
両者の課題は明確だ。
花園Lは1試合平均53失点のディフェンス。指揮官も公言している通り、まずは衝突局面でのタックルから上回りたい。
かたや浦安DRは1試合平均13.5回の反則が課題のひとつ。規律を保ち、もっている力を十全に発揮したいところだ。
それぞれの想いが交錯する最終局面。
D1残留か、D2降格か。
D2残留か、D1昇格か。
命運を決める2試合の火蓋が、ついに切られる。
多羅 正崇
スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【限定】ラグビー 関東大学春季交流大会2024 Aグループ 流通経済大学 vs. 早稲田大学
5月12日 午後12:55〜
-
【限定】ラグビー 関東大学春季交流大会2024 Bグループ 東洋大学 vs. 慶應義塾大学
5月12日 午前11:55〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第16節-5 静岡ブルーレヴズ vs. 東芝ブレイブルーパス東京
5月5日 午後1:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第16節-4 花園近鉄ライナーズ vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ / D1 第16節-6 ブラックラムズ東京 vs. トヨタヴェルブリッツ
5月5日 午前11:50〜
D1 第16節-4 花園近鉄ライナーズ vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ / D1 第16節-6 ブラックラムズ東京 vs. トヨタヴェルブリッツ
-
【限定】ラグビー 関東大学春季交流大会2024 Bグループ 日本大学 vs. 立教大学
5月12日 午前11:55〜
-
【限定】ラグビー 関東大学春季交流大会2024 Bグループ 大東文化大学 vs. 東洋大学
5月6日 午前11:00〜
-
【限定】第28回佐賀招待ラグビー 早稲田大学 vs. 慶應義塾大学
5月5日 午後12:50〜
-
5月7日 午後10:00〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!