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ラグビー コラム 2023年4月15日

【ハイライト動画あり】プレーオフ進出を目指す東芝ブレイブルーパス東京、強さを見せて勝ち点5を獲得。ジャパンラグビー リーグワン第15節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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突破する東芝FL佐々木

23分、ハーフライン付近でパスを受けたWTB濱田が「インサイドが空いていた」とスピードを上げ、1人で走り切ってトライ。ハットトリックを達成し38-19。さらに28分、相手のキックをチャージして、こぼれたボールをFL佐々木剛が拾いゴール前まで走り、最後は途中出場のSHジャック・ストラトンに渡してトライ。45-19と再び突き放した。

34分にはSHストラトンがインターセプトからそのまま走り切り、勝負あり。7トライを重ねてブレイブルーパスが52-19で快勝し、3トライ以上のボーナスポイントも含めて、勝ち点5を獲得した。

MOMの東芝WTB濱田

POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)は見事にハットトリックを達成したブレイブルーパスのWTB濱田が選出された。「自分の調子が上がらなかったが、メンバーに入れてもらってチームに貢献したいという気持ちがあった。結果が残せて良かった」。

総勝ち点を48に伸ばしたブレイブルーパスのブラックアダーHCは「選手たちのパフォーマンスに満足しています。セットピース、特にスクラムが良かった。いいトライを見せ、ボーナスポイントをとることができ、求めていた結果となった。プレッシャーをはね返せた部分はハッピーだ。チャンスができたときにはそれを活かせた。来週は自分たちのラグビーをしたい」と話した。

勝ち点5を加えた東芝

キャプテンのSH小川は「5ポイント取れてよかった。前半ミスもあったが、ブレイクダウンでボールキャリアが仕事して、修正する部分もあるがそんなに悪くなく、そういう仕事ができたことでテンポができた。ただ、来週の埼玉パナソニックワイルドナイツに対してはブレイクダウンを完璧にしていかないといけない」と前を向いた。

後半追い上げを見せるも、結果的に突き放された格好となったダイナボアーズのディレーニーHCは「自分たちも特に後半にいい場面もありましたけど、やはりブレイブルーパスは強かった」と相手を称えた。

SH岩村主将は「試合の中でダイナボアーズらしいプレーを出せたところもあったが、流れを僕らにつかみとれなかったのが敗因。ペナルティの数もすごく多かったことは、チームとして反省するべき点。ただ、前半は特に自陣に釘付けだったが、相手陣内に入ったときにしっかりスコアが取れた。後半も粘り強く敵陣でプレーすることでトライが取れたことは良かった」と振り返った。

リーグ戦最終節となる4月21日(金)、ブレイブルーパスはすでにプレーオフ進出を決めている埼玉パナソニックワイルドナイツと対戦する。勝ち点5を得ての勝利で、上位チームにプレッシャーをかけ、プレーオフに滑りこむことができるか。

10位のダイナボアーズは、4月22日(土)にホームの神奈川・相模原ギオンススタジアムで、開幕戦で勝利しているリコーブラックラムズ東京を迎える。ホストのファンを最終戦で勝利して喜ばせたい。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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