人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年3月24日

名古屋高校、「男らしく、強くあれ」をスローガンに持ち味のディフェンスで東海大相模に挑む。全国高校選抜ラグビー大会注目校紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

ディフェンスに力を入れてきた

「未経験者の選手も多いですが、タックルして倒すという部分が試合でも見られるようになった。1年以上かかりましたが、もう一歩進んで、2人でタックルにいく、システムなどこだわりに近い部分に時間をかけていければいい」(二木監督)。

選抜大会の1回戦は、昨季、選抜ベスト4の桐蔭学園を下して花園に出場した東海大相模(神奈川)となった。「東海大相模さんにも未経験者もいれば、(県内の予選で)強豪になかなか勝てなかったり、(三木雄介)監督の年齢も非常に近かったり似たようなところが多い」と二木監督がシンパシーを感じていたチームだ。1回戦を勝利すれば九州Bブロックの王者・佐賀工業(佐賀)と黒沢尻工(岩手)の勝者と対戦する。

石川主将は「選抜大会が決まったときは人生で一番うれしかった。強みはディフェンス。名古屋がもっと知られるくらいディフェンスで圧倒したい」と話し、鈴木主将は「名古屋のファーストジャージーを着て、ブレイクダウンの強い相模と戦えることにワクワクしています。流れを変えるタックルをしていきたい」と意気込んだ。

名古屋高校は1回戦で東海大相模と対戦

二木監督も「自分たちらしさで勝負して、いいプレーが続けば勝利に近づく。東海地区、愛知県の代表として『名古屋、ここにあり』というディフェンスを見せていきたい」と意気込む。

もちろん、最大のターゲットは秋の愛知県予選で中部大春日丘を倒し、花園に初出場すること。二木監督は「選手たちが(全国の強豪相手にも)真っ向勝負していける姿勢になってきた。小さな積み重ねが大きくなっている。焦らずに、名古屋らしく前に進んでいきたい。僕もあきらめないという思いを持ちながら成長し続けたい」と語気を強めた。

文:斉藤健仁/写真提供:名古屋高校

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ