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ラグビー コラム 2023年1月5日

【ハイライト動画あり】初優勝&3冠を目指す報徳学園、7度目の優勝を目指す東福岡が決勝進出。全国高校ラグビー大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会

【ハイライト動画】準決勝 京都成章 vs. 東福岡

京都成章SH江口のトライ

京都成章もメンバーを大きく変える中、10分に途中出場のSH江口誠(3年)がトライ。27分、29分にはWTB永瀬由太郎(3年)が連続トライを挙げるなど、3本のトライを返すことに成功したが、ロスタイムに東福岡が1トライを追加し、終わってみれば東福岡が45-17で快勝。準決勝の壁を破り、6シーズンぶりに決勝に進出した。

東福岡の藤田雄一郎監督は「(1月)5日の壁を越えるのは、大きな目標だったので、目標達成できてすごく良かった。ホッとした気分です。(試合の)最初の導入がうまくいった。ボールを持っていないときに、しっかり身体を当てた。後半は、メンバー変えてからちょっとルーズになったが、トータル的にはいいゲームができた」と満足げに話した。

東福岡FL大川キャプテン

キャプテンFL大川虎拓朗(3年)は「1つの山を越えた感じです。決勝もいい準備をしていい試合がしたい」と言えば、ハットとトリックを達成したNO8藤井は、「ボールキャリーの強みを芯に、 ベースの部分でも身体を張っていこうと思います。優勝できたらいいな」と腕を撫した。

3位に入った京都成章

京都成章の湯浅泰正監督は「アタックもディフェンスも、全部出し切ってこれたと思います。その上で東福岡さんは素晴らしいチームでした。いろんな準備を子どもたちがやり続けてくれたので、形として残せたと思います」と振り返った。

気合いを入れる京都成章

また、就任36年目を迎える58歳の湯浅監督は、「今年で監督を辞めようと決めていました。最後に負けたときに言おうかなと思っていて、それが今日になりました。総監督と言う形で、さらに強くなる成章を作るためにも、次の指導者を育てていきたい。そしてさらに強いチームを作っていきたいと思い、そういう選択をさせてもらいました」と話した。後任の監督には関崎大輔コーチが就くという。

決勝戦にはAシードの報徳学園と東福岡の両校が駒を進めた。なお、春の選抜大会(コロナ禍の影響で不戦勝)も、夏の7人制大会でも報徳学園が勝利している。報徳学園が春、夏の勢いのまま初の決勝で「3冠」を達成するか。それとも鬼門の準決勝を突破した東福岡が7度目の栄冠を手にするか。接戦が続いた102回目の花園の決勝は1月7日(土)、14:05にキックオフされる。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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