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第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会
【ハイライト動画】準決勝 天理 vs. 報徳学園
オフロードパスを送る報徳WTB海老澤
西條裕朗監督は「FWがよく身体を張って、接点でボールが取れたことと、安定的にボールの供給ができたということは、BKが活きて相手のプレッシャーになっていた。初戦、2戦目とミスが多かったが、もう一歩、チームの完成度が上がってきたと思います」と手応えを口にした。
トライを挙げたPR木谷は「今日の試合はスタートを大事にしようと話していて、FWが最初から身体を張れた。後半のスタートは良くなかったので、決勝では修正していきたい。まだ(新しい歴史を作った)実感はないが、花園は優勝したことがないので、チャレンジャーの精神で、チャレンジャーからチャンピオンになっていこうと思います」と語気を強めた。
3位となった天理
天理の松隈孝照監督は「ディフェンスは激しくいけました。前半はちょっとアンラッキーなところがあったので、そのあたりが痛かったです。なかなか御所実業に勝てないところから1年やってきて、御所実業に勝って、準決勝まで来られたのは、うちの歴史の中でも一歩、踏み出したのではないかと思います。ここからですね」と前を向いた。
14:30からキックオフされた第2試合はBシードの京都成章(京都)が、10年連続準決勝進出のAシードの東福岡(福岡)に挑んだ。
ハットトリックの活躍を見せたNO8藤井
準々決勝は佐賀工業に逆転勝ちした東福岡は、その反省からしっかり相手にタックルに入る強さを見せて、一気に主導権を握った。前半7分、ゴール前のラックから NO8藤井達哉(3年)が持ち込んでトライを挙げて先制に成功する。
東福岡WTB上嶋のトライ
15分にはボールをつないで FB(フルバック)石原幹士(3年)がトライ、19分には再びNO8藤井が抜けだしてトライ。24分にはWTB上嶋友也(3年)、28分にはCTB(センター)西柊太郎(3年)と、前半だけで5トライを挙げて、33-0と大きくリードして、前半で試合をほぼ決めた。
後半も先に得点を挙げたのは東福岡だった。 FW、BK一体となってボールを展開し、NO8藤井がハットトリックとなる3本目のトライを決めて40-0と大きくリードした。
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