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ラグビー コラム 2022年12月26日

【ハイライト動画あり】後半勝負のメンバー編成が奏効。早大が明大に雪辱果たし、準決勝進出

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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早稲田大学

「後半勝負になると思っていたので、ギアを上げてくれる選手を(リザーブに)何人か入れていて、その選手たちが仕事をしてくれたと思います」。早大・大田尾竜彦監督の試合直後の言葉通りの展開だった。

12月25日、秩父宮ラグビー場での準々決勝第1試合は、3週間前に関東大学対抗戦の最終戦で相まみえた者同士の再戦となった。晴れ、微風の好コンディション。13,874人の観衆が見守るなか、午前11時30分、早大ボールのキックオフで試合は始まった。3週間前は明大がアグレッシブに攻めてトライを畳みかけたが、この日の序盤は両チームが地域獲得を意識してキックの応酬となる。

先制したのは早大だった。前半10分、早大SO伊藤大スケ(示に右)(3年)がインゴールに蹴り込んだボールを明大が押さえ、ゴールラインからのドロップキックでの再開となる。このボールをキャッチした早大はWTB槇英人(4年)の突進を起点にボールを動かし、最後は伊藤がフィールド中央から左方向に動きながらパスを受けてタックラーを引き付け、3試合ぶり復帰のFL相良昌彦(4年)、FB小泉怜史(4年)、WTB松下怜央(4年)とパスをつないでトライをあげる。CTB吉村紘(4年)が難しい角度のゴールを決めて、7-0した。

廣瀬雄也(明治大学)

明大の反撃は前半16分、早大ボールのスクラムを猛プッシュして反則を誘ったところから始まる。このPKからCTB廣瀬雄也(3年)がタッチキックで22mライン付近まで陣地を進めると、ラインアウトからモールを押し込み、これを起点に右に左に15回にわたってボールをリサイクルしながら連続攻撃。最後はCTB齊藤誉哉(4年)がトライをあげる。廣瀬がゴールを決めて、7-7。

その後、早大はラインアウトのボールを確保できず、反則もあって苦しい戦いとなるが、吉村が約50mのロングPGを2本決めて、前半26分で13-7とリードした。しかし、前半間際、明大はラインアウトのモールからHO松下潤一郎(3年)がトライ。廣瀬のゴールで13-14と逆転する。

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