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ラグビー コラム 2022年10月24日

【ハイライト動画あり】力を振り絞ったタックル、ジャッカル。 勇敢に戦ったサクラフィフティーン

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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大塚朱紗

細川恭子長田いろは古田真菜が次々にジャッカルを決め、大塚朱紗が同点PGを決める。後半立ち上がりからの10分間はこの日のハイライトだった。10月23日(日本時間8:45)、女子日本代表(サクラフィフティーン)は、ラグビーワールドカップ2021プール戦第3戦(対女子イタリア代表)に臨んだ。オークランドのワイタケレ・スタジアムは気温20度、強い日差しが緑鮮やかな芝生に降り注いでいた。

キックオフ以降、20分はイタリアのペースで進んだ。短いパスをつないで素早いテンポで攻めるイタリアは、前半9分、タックルされながらのオフロードパスを連続してつなぎ、最後はWTBマリーア・マガッティが好サポートからトライをあげる。短いパスに次々に走り込むイタリアの攻撃はその後も日本を苦しめた。しかし、日本もCTB古田真菜のタックル、FL長田いろはのジャッカルなどで得点を許さない。

松田凛日

前半20分を過ぎ、ようやくイタリア陣に入った日本はFB松田凛日がディフェンスラインを突破して大きくゲインするなど連続的に攻撃を仕掛け、30分、FL細川恭子がトライして5-5に追いついた。直後のキックオフでは、WTB今釘小町が左タッチライン際でタックルをかわして前進。第2戦のアメリカ戦では上手くいかなかったキックオフのリターンでも大きく地域を戻すことができた。しかし、直後に攻め込まれ、PR加藤幸子が強いヒットのタックルを決めるも、ノットロールアウェイの反則をとられてしまう。イタリアCTBミケーラ・スィッラーリにPGを決められて、スコアは5-8。

3点を追う後半早々、日本はSHを阿部恵から津久井萌に交代させる。津久井は判断のいいパス、キックを使いながら冷静にチームをリードし、流れを日本に引き寄せた。そして、冒頭で既述の通り、ジャッカルの連発、PGで8-8の同点となる。その後は一進一退の攻防。日本はイタリアのボールキャリアーを低いタックルで止め、2人目が上体にからんでオフロードパスを許さなかった。流れを悪くしたのは、やはり反則だった。ラック周辺のボールに飛び込んでしまうペナルティを2回連続で犯し、PGを決められてしまう。スコアは、8-11。

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