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日本 vs. カナダ
第9回を迎える女子ラグビーワールドカップが10月8日~11月12日までニュージーランドで開催される。「ラグビーワールドカップ2021」と銘打っている通り、本来は昨年開催の予定だったが、コロナ禍で一年延期された。「WOMEN’S」という表記は大会名に入れず、男子とは開催年表記で区別している。今大会は女子日本代表(サクラフィフティーン)を含む12チームが参加し、4チームずつ3プールに分かれて総当たりの一次リーグが行われる。各プールの上位2チームと、3位のなかの勝ち点の多い2チームの計8チームが決勝トーナメントに進む方式だ。
10月2日(日)、メイン会場となるオークランドのイーデンパークに12チームのキャプテンが集合した。優勝候補筆頭はテストマッチで25連勝中のイングランド代表。ホスト国で5度の優勝を誇るニュージーランド代表も連覇を狙っている。初日はイーデンパークで3試合が行われる。開幕戦はフランス対南アフリカ、次にイングランド対フィジー、そして、現地時間の午後7時15分、ニュージーランド対オーストラリアがキックオフされる。この日のチケットは3万枚以上売れており、この大会が過去最高の興行的成功を収めるのは間違いなさそうだ。
ワールドラグビーの公式サイトには、ニュージーランドの共同キャプテン、ルアヘイ・デマントのコメントが紹介されている。「私はおそらく、これまで感じたことのないような感情を味わうと思います。ラグビーワールドカップを自国で開催することは夢物語のようなもので、それが実現するとは思ってもみませんでした。3万人もの人たちが女子ラグビーを応援するためにここに集まってくるというのは、ニュージーランドでも前例がなく、とても素敵なことだと思います。女子ラグビーだけでなく、女子スポーツ全般でファンやサポートが広がっているのはとてもエキサイティングなことです」
サクラフィフティーンは、10月9日、オークランドから北へ約200キロのファンガレイでカナダ代表と対戦する(日本時間11:15キックオフ)。カナダ代表の世界ランキングはイングランド、ニュージーランドに続く3位(10月3日現在)。7月には世界ランキング5位で今回同じプールのイタリアに34-24で勝っており、プールBの1位通過を目指している。
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