人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年9月7日

ラグビー関東大学リーグ戦、9月10日(土)開幕。出場8校の指揮官が意気込みを語る

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

それでも板井監督は「セットプレーなども夏合宿で他大学と多くのセッションを組んで、だいぶ整備されてきた。(開幕で対戦する)流通経済大学には昨年逆転負けを喫した。今年は最後まで食らいついて勝利に結び付けたい。ファーストタックルが大事になる」と意気込んだ。

昨年度は5位とやや低迷してしまった流通経済大学。内山達二監督は「夏合宿の試合の結果は良くなかったが、選手の成長度は非常に感じられた。開幕戦の対戦相手・関東学院大学は昨年も苦戦した。今回も接戦になるだろうが、大事に集中していいゲームをしたい」と語気を強めた。

昨季リーグ戦6位の法政大学の新宮孝行監督は「春はBグループで慶應義塾大学、筑波大学には負けたが、その後は3勝し、春の大会としては2位という成績で順調にいけた。今年は3年ぶりに夏合宿ができた。ケガ人が出たり、後半、勝てない日が続いたりという結果だったが、それも良い薬になったし、自分たちの今の立ち位置を理解してリーグ戦に臨みたい」と語った。

また、3年生のFB(フルバック)石岡玲英について、新宮監督は「(BKリーダーとなって)リーダーシップをすごく発揮している」と高く評価した。

今季1部に昇格した立正大学の堀越正巳監督は、「春夏ともに予定通りに試合こなせたので、ある程度良い形で進めたと思う」と手応えを口にした。また「留学生NO8(ナンバーエイト)ユアン・ウィルソン(2年)中心に(上位相手に)どれだけ頑張れるか。まず、開幕戦の日本大学に通用するか見てみたい」と前を向いた。

29年ぶりに1部に復帰した東洋大学。「選手も私も初めてという感覚で取り組んでいる」という福永昇三監督は、「夏前に人工芝工事が入って、春夏は比較的身体作りの時間に多く時間を使った。ケガ人もそんなに出ておらず、順調に進んでいる。まずは(開幕戦で)王者・東海大学に胸を借りる気持ちで向かっていきたい」と話した。

注目の身長211cmの留学生LOジョーン・ウーストハイゼン(1年)については「今後、日本ラグビー界の宝になるかもしれないので、慎重に成長を見守っている。筋力も人並み以上についてきて、頼もしい存在」と期待を寄せた。

今季も強力なFWと才能豊かなBK(バックス)が揃う、4連覇中の東海大学が頭一つ抜けた存在であることには変わらない。V字回復を果たし、近年、好調の日本大学が王座を奪うか。大東文化大学、流通経済大学、関東学院大学、法政大学といった優勝経験のあるチームが躍進するのか。

関東リーグ戦からの大学選手権への出場枠は3校だ。今季、昇格してきた立正大学、東洋大学も力があるだけに、優勝争いだけでなく激しい上位争いが予想される。関東大学リーグ戦は9月10日(土)、11(日)に開幕を迎える。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ